2010年02月10日

降りて来いおり紙の神よ! 〜篠原健太「SKET DANCE」12巻



小学館漫画賞受賞、おめでとうございます!(マジうれしい!)
のわりには、帯とかで一切それに触れられていませんが…。印刷に間に合わなかったのかな?
これを機会に、もっとたくさんの人の目に触れられるといいなあ〜。



冒頭は番外編の「COMBAT DANCE」…ていうか、さるかに合戦。
初っ端からカニのヒメコかわいっ! かーわーいーっ!
栗・蜂・臼・牛糞の見開き登場シーンが可笑しくってしょうがないよ。
ボッスンの全身タイツのフィット感がいやに生々しい(笑)
コマちゃんのセクシーコスチュームも、ダンテの下半身も、妙に生々しい(笑)
栗のキャプテンもかわいい!



これはホント、ライナーノーツにもあるとおり、ボッスンにウン○をやらせたかっただけだろっていう感じです(笑)
あと、「ウンコはなかなかキレのいいヤツだったそうな」ってうまいこと言いたかっただけだろ!(笑)
ダンテの「純白の烙印」=「餅つき」もなにげにうまいこと言ってる…。



仁君のツッコミ回は、あらゆるパターンのボスヒメを見せられた感があっておなかいっぱいでした。
「ん」「あ」だけでお茶が飲みたいってわかるのかよ(笑) 「夫婦か!」じゃなくて「夫婦だ!」じゃん完全に!
初恋ルートでは、ボッスンが少女漫画風イケメンに(笑) 浪漫が降臨したのかと思った(笑)
それに加えて、おり紙の回みたいに、特技を発揮するボッスンとそれを喜ぶヒメコ、という構図も好きです。イヤミがないよね、ヒメコの喜び方って。



11巻の「椿がボッスンのマネをする」というエピソードは、今回の「占い師をやっつけろ」の前フリだったんですね。
篠原先生、抜かりねえなあ〜と思った。
あの前フリがなかったら、「そんなうまくボッスンのフリできるか〜?」って思っちゃうところだったもんね。
切られた下まつげは無事生え直したみたいでよかった(笑)
でも椿って、下まつげがなくても意外と印象変わらないんだなー。いっそトレードマークぐらいに思ってたから、ちょっと意外でした。
スイッチと結城さんの関係もよかった! スイッチかっこいい。結城さんとは犬猿の仲だけど、その喧嘩自体を楽しんでるんだってことがわかるエピソードでした。



表紙は収録作「ドロップ」のワンシーンです。本編のほうもぜひカラーで見たかった〜。
誰かのために何かをするというスケット団らしい良い話でしたが、キャプテンの話だったのがちょっと違和感あったかも。ゲストキャラの話でもよかったんじゃないかな?



ぬいぐるみのモイモイを亡くしたり、榛葉にセクハラされたりでデージーは災難だったね。でもヨッパライ榛葉はかわいかった。
あ、デカチョウもわりと好きです。



11巻の感想はこちら


タグ:篠原健太
ニックネーム 三森紘子 at 20:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画・さ行(その2) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月08日

かわいい キャラクターは きょうも げんきだよ☆ 〜くぼたまこと「ファンシーGUYきゃとらん」2巻



掲載誌アフタヌーンで第1話から最終話まで読んでいたきゃとらんも、完結巻出ました。
表紙のきゃとらん、よく見ると「くー」「くー」と寝息が書いてあります。
発見!(?)ファンシーキャラクターは目を開けたまま寝るのだ!(?)



1巻に引き続き、ファンシーキャラクターの楽屋裏を描いたギャグ漫画です。
同じアパートに住む皆さんの紹介もはさみつつ(個人的にマクガイヤー一家がめっちゃお気に入り)、
きゃとらんとその周辺のトボケた日常がマイペースに綴られているのですが(立ち飲みバーでカウンターに背が届かないため椅子を用意してもらってるのもお気に入り)、
敏腕マネージャー・鬼ちひろがきゃとらんの担当になり、きゃとらんの知られざる過去が明かされる終盤では、まさかの感動号泣展開となっていきます。
きゃとにこんなに泣かされるとは思ってもみなかった…。
今思い返すだけでも鼻の奥がツンとしてくるので、詳しく内容は書かないけど。



こんなふうな、「ギャグのふりして実は泣けるんです」という紹介の仕方がいいのかどうかちょっと疑問なのだけど、
出版社側も「泣ける!」を前面に押し出す売り方をしているから、まあいいかな?
みんなに夢を与えるファンシーキャラの所帯じみた生活、というギャップを楽しむギャグ漫画であることは確かなので、それを目当てに読むので間違いはないです。
ただ、最終回近くのギャグでない展開があるおかげで、きゃとらんが忘れられないキャラクターになったことも確かです。



きゃとが売れっ子になっていくのを、周りの先輩・同期・後輩が心から喜んでいるのがほんとにうれしい。
極貧生活をしててもいつでも明るさを失わないきゃとが、みんなに愛されるのは当然のことのように思える。
最後のページの、鬼ちひろマネージャーの「にこっ」もかわいかったな〜!



あとがきのページで、まるでエンドロールのようにその後のきゃと達の日常風景が描かれているのがすごくスキ。
くぼたさんも、あとがきの結びをこんな言葉でしめくくっています。


 「ああ、きゃとらんは今、何してんのかなあ。」


中野島に行けば、本当にきゃとらんに会えそうな、しっぽをパトパト揺らしながら道を歩いてそうな、そんな気がします。
ああ、会いたい。きゃとにすごく会いたいよ。



あ、あとついさっき気づいたんだけど、カバー下のすごく目立たないところに「協力:カラスヤサトシ」って書いてある!
もしかして表紙の畳の部屋は、カラスヤさん宅がモデルなのかしら…




1巻の感想はこちら


ニックネーム 三森紘子 at 19:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画・は行(その2) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月07日

物語に終はりを 〜原作・京極夏彦/作画・志水アキ「魍魎の匣」4巻



ついに京極堂(Ver.憑き物落とし)のお目見え!
ぎゃああ! かっこいい!! うひゃあ!
これに尽きるぜ、な4巻出来です。



物語に終わりを齎す男、とは関口君の小説に出てくる文句ですが、これほど京極堂に相応しい形容はないよなあ。
この男が動き出すと、いよいよ「大詰」という気になるもの。
ほんと、赤い鼻緒の黒下駄を拝めて欣喜雀躍です(白黒だけど)。イメージそのまんま!
反閇を踏むステップも素敵だ!



寺田兵衛の実直で言葉の足りない人柄や、久保竣公の過剰な潔癖さなど、登場人物の性格を表すのにぴったりなキャラクター造形はつくづくお見事だと思います。他にも美馬坂教授とか。
兵衛の回想は、なんだかすごく切ない気持ちになってしまう。誰が悪いというわけでもなかっただろうになあ。
青木君が見た頼子の姿も、凄絶でした。凄い絵ヂカラ。何の脈絡もなくこの絵だけ見たら、リアルに悲鳴をあげてしまいそう…



他にも関口君のヌケ作加減(良い!)や、木場シュウのイノシシのような猛進ぶりや、榎さんの華麗なる活躍などなど。「見ての通り探偵です」と言われてもわかんねえよ(笑)
青木君が着ているパジャマがイチゴ柄なのにも注目です。



次の巻あたりで終わりかな。
4巻のカバー下表紙は榎さんでした。5巻は誰だろう、鳥口くん??



3巻の感想はこちら


 


ニックネーム 三森紘子 at 21:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画・ま行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月04日

お寒うございますね

なぜか、なぜか、いろいろな用事が今週に集中しています。
これまでにないほど引っ張りだこの一週間です。

家に帰ってもPCを開く余裕があまりないです。更新が滞っていてごめんなさい…。
コメントのお返事も遅れていてごめんなさい…。
週末には元の更新頻度に戻れたらなあと思っています。

今日は銀魂を観られなかったので、しょんぼりです。



ニックネーム 三森紘子 at 22:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月31日

最近のほん 1月16日〜31日

●近況


今日は休みだったので、一週間分の睡眠不足をリセットしようと思って目覚ましをかけずに寝たら、目覚めると昼の11時を過ぎてました。
こういうとき、「(休み半日分)損した!」と「(ごはん一食分)得した!」の2種類の気持ちが生まれます。
我ながら小さいな(笑)



●最近よんだほん


(漫画)


・樋口大輔「ホイッスル!」22〜23巻
・加藤マユミ「腐しぎの国のリンゴ姫」1〜2巻
・伊藤静「なんじゃもんじゃ」4巻
・都戸利津「群青シネマ」1巻
・稲垣理一郎/村田雄介「アイシールド21」13〜18巻
・末次由紀「ちはやふる」7巻
・大場つぐみ/小畑健「バクマン。」2巻


「ホイッスル!」→シゲさんかっこいいな!
「腐しぎの国のリンゴ姫」→なんとも…なんともいえない作品だった…
「なんじゃもんじゃ」→まさかの展開! 先が読めなくておもしろいです。
「群青シネマ」→丁寧でとてもいい話。続きも読みたい。
「アイシールド21」→ムサシの帰還・セナが素顔で出場するところで泣いた。とにかくヒル魔がかっこいい!!
「ちはやふる」→相変わらず!
「バクマン。」→すごい面白いけど、この絵でこの話を描くのがなんかしっくりこないような気がします。しっくりくるとしたら大場さんの絵? でもそれじゃ売れな…いか…


(活字)


・貴志祐介「新世界より」上・下
・夏目房之介「マンガ学への挑戦」
・山形石雄「戦う司書と恋する爆弾」


「新世界より」→すごい話だった…! 本を途中で置けなくて、おそろしかったです。夢にみそうです。
「マンガ学への挑戦」→最後のほうは難しくてついていくのが大変だったけど、基本的にわくわくしながら読めました。マンガ論ってなんでこんなにわくわくするのかなー。
「戦う司書と恋する爆弾」→予想してたよりずーっと面白かった。なんてロマンチック…



●感想記事予定


・京極夏彦/志水アキ「魍魎の匣」4巻
・くぼたまこと「ファンシーGUYきゃとらん」2巻



●最近気になるものいくつか


・ギャグマンガ日和

名作「銭湯に行こう」がアニメ化されていて感激しました。
ラストさわやか〜!


 

●2010年1月によんだ冊数

漫画…31冊
活字…22冊
合計…53冊


●2010年1月に書いた感想記事


(漫画)

珈琲時間/豊田徹也
獣の奏者/上橋菜穂子・武本糸会 2
夏目友人帳/緑川ゆき 9
SKET DANCE/篠原健太 11
銀魂/空知英秋 32
ピューと吹く!ジャガー/うすた京介 18
坂道のアポロン/小玉ユキ 5
君に届け/椎名軽穂 10
溺れるナイフ/ジョージ朝倉 9
ダイヤのA/寺嶋裕二 19
おお振り感想(アフタヌーン2010年3月号)その1その2


(活字)

漱石の孫/夏目房之介
ねにもつタイプ/岸本佐知子(再読)
風が強く吹いている/三浦しをん(再読)



 


ニックネーム 三森紘子 at 13:51| Comment(0) | TrackBack(0) | いろいろ簡易感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする