
表紙のヒナちゃんかわいいな。カバンにつけてるキーホルダーもかわいい。
大人になるとカバンにあれこれつけることってなくなったけど、学生時代は「没個性の通学カバンでどれだけ個性を出せるか」ということに熱中してたから、ジャラジャラいろんなものをつけてたのを思い出しました。
相変わらず、食べ物の描写が素晴らしい!!
零くんがぽつんと一人で食べているヤキソバパン(105円)でさえおいしそうに見える。
剥いてもらって食べる柿とか梨(?)とか、メックシェイク(ストロベリー味?)とか、唐揚げ&温泉タマゴonカレーライスとかうな重とか。
カラーピンナップではウィンナーがたこさんだったりおさかなさんだったりかにさんうさぎさんぞうさんぺんぎんさん……はああああ!! …となります。
あかりさんが零に持たせてくれた塩むすび(と天プラとゆでタマゴとおつけもの)。
読んでて急にぶわっとよみがえったのは、子どものころ母方の実家にお泊りに行ったとき、いつもおばあちゃんが作ってくれた塩むすびの味でした。
お正月とかお盆とかで、親戚がたくさん集まる時で、朝起きると、どーんとでっかいお皿に海苔をひと巻きした三角おむすびがいっぱいいっぱい並んでいて、それをイトコのみんなと競い合って食べた。
塩つけてにぎってあるだけなのにもんのすごくおいしくて、泊まりに行くたび朝ごはんが楽しみだった。あれは、おばあちゃんの手でにぎってあるからおいしかったんだろうな。
おばあちゃんももう年だし、あんなにたくさんのおむすびを作るのは大変だろうからもう頼めないけど、また食べたいな。
あとニャーたち!!
あかりさんの腕の中でブルームブルーム喉をならしたり、満腹になってプクスープクスーと寝たり「時が…見える…」(←見えちゃったの!?)とか寝言言い出したり、あああもおおううう。
あの…おじいちゃんのお膝に乗ってふくふくしてるその仔をどうか私の膝にくださいませんでしょうか…!
高橋くんのまっすぐさには大いに助けられる思いだし、林田先生のあっけらかんとしてるところもなーんか好き。
先生…恋人いないのかな…(笑)
零を苦悩の檻へ絡め取ろうとする香子の言葉も、人気のない公園に響く零の胸がつぶれるような慟哭も、ストレートに刺さってくるのにどこか緩和されている。嬉しいことと辛いことの両方が出てくる。
生きることは苦しいことで、楽しいことなんだ、という当たり前の思いを、ひどく強く抱かされます。
でもってやっぱり、私にとっての「3月のライオン」は、第一に「食べ物のおいしそうな漫画」であるなあと思いました、2巻まで読んでみて。というかそれは、羽海野漫画すべてに共通するか。
なんか、そのキャラクターが何を食べて生活しているのかということを知っているか知らないかでは、全然違うと思う。キャラへの愛着とか、親近感とか共感とか。(もちろんその限りではないですけど、ひとつの考え方として)
香子さんとか、何食べて生きてるのか想像し難いもん。そのへんがわかればもうちょっと好きになれるのかもなー。(でも彼女はすっごくいいものを食べていそうなので、余計に距離感を感じるだけかもしれない・笑)
食べることは、生きることにつながってるんですもんね。
他にも二階堂くんの青春の叫びとかニャー的将棋入門とか、「アンタの匂いがまだしない」という色っぽい会話とか、松永七段のカワユさとか幸田父のある種の残酷さとか色々あるけど、とりあえず言いたいことは言えたのでスッキリしました(笑)というあたりでこれにて。
1巻の感想はこちら







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