2007年01月31日

描線の妙の一 〜入江亜季「群青学舎」1巻

群青学舎
この作品と「コダマの谷」の2冊が同時に発売されたとき、
「この漫画を私は知っている気がする」
「そして気に入る気がする」
と思って購入した。
そしたら案の定、「群青学舎」の第一話「異界の窓」を以前に雑誌で読んでいた。
題名も作者名もおぼろげながら、どこか気にかかっていたらしい。


入江亜季の何が魅力かというと、ストーリーより何よりやっぱり絵の素晴らしさじゃないかと思う。
柔らかい線で、小さくまとまってなくて、自由度が高い。
特に妙齢の女性の描写がすごい。
腰のラインひとつとっても、色気が匂い立ってくるようです。
少年のようにりりしい眉をした女性陣にメロメロだ。

絵の観賞目的だけでも買う価値があると思うなぁ。
もちろんストーリーがまずいわけではない。
連作「白い火」のような重めのテーマもよいが、私はむしろ「とりこの姫」や「先生、僕は」のような他愛のないお話が好きだった。
「花と騎士」も面白かった。王女と騎士たちがいい味出している。

「森へ」という短編は、可愛らしいおばあちゃんがひたすら森を歩いているだけの話で、台詞も一コマしか出てこない。
初読のときは軽く読み飛ばしてしまった。
仮に雑誌に載っているのを見たとしても、パラパラと飛ばしてしまっていただろう。
今、この掌編の味わい深さについて再発見をしたところである。
漫画は決して読み捨てるものではない…。
どういう状況で読むか、という点でもその漫画の面白さは左右されるのだと思った。


うまくまとまらなかったので、「コダマの谷」の感想は改めます。
ニックネーム 三森紘子 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画・か行

2007年01月30日

今日のできごと 〜職務編

うちの会社は現在、未曾有の体制変革を迎えている。
といっても、小さな会社なのでそんな大げさなものではないのだが、春にむけて、いろいろなことが変わろうとしている。
具体的には、役職の異動、新入社員の登用などだ。

新入社員は当たり前だが新人なので、未熟な部分がやまほどある。
彼らを指導し、一人前として育てていくのが私たち現社員の義務なのだ。が。
「上司」「先輩」といった役割に、私は絶望的に向いていない。

教え方の要領が悪い。
叱るべき時に叱れない。
自分の仕事は自分で見ないと不安=いつまでたっても仕事を任せられない。

何度言っても仕事を覚えられない新人に対して、かなりきつく叱る同僚もいる。
それを見るたびに、いつもその人に悪者の役を押しつけてしまっているなあと、すまない気持ちになる。
私は4月から「いなくなる人」なのだから、あえて憎まれ役になって、言うべきことを言い、やるべきことをやって去っていくぐらいがちょうどいいと思うのに。

「自分がやった方が早い」は禁句だな。
教える手間が大変でも、たとえ倍の時間がかかっても、後輩にできるようになってもらわないと、私が受け継いで、今までやってきたことの意味がなくなるんだ。

3月末までの2ヵ月間、腰を据えてがんばらねばなるまい。


…家に帰ってまで仕事のこと考えたくないんだけどなー。今が正念場なんだな、きっと。
ニックネーム 三森紘子 at 23:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記とか

2007年01月29日

最近のほん 1月29日

実家の野菜を放り込んでせっかく美味しい鍋をつくったのに、いつもの胃もたれがやってきた。
空腹時に胃酸が出るためもたれるのか、食べてる時にしんどく、食べおわってしばらくすると治ることが多い。
空腹感はあるのに胃がもたれてるのって、かなりつらいものがある。



最近読んだ本

・紺條夏生「妄想少女オタク系」1〜2巻

衝動買い。
表紙が男性向けな雰囲気だったので、男の人だと思ったら、女性作家さんだった。
私も大概オタク系だなと自分のことを思うけど、これを読むと、私ごときがオタクを名乗るのはおこがましいぜ!という気持ちになる。

今の十代の人でも、初代ガンダムのネタとか知ってるのだろうか?
私はわからなかった。

阿部君(男主人公・一般人)の後ろ髪がピンとはねてて、アニメのキャラみたいでなんか嫌だ…。
でも、浅井さん(女主人公・オタク)のバスタオル姿にどっきどきしている阿部君には萌えた。(オタク用語を使ってみたよ☆)
濃いいオタク文化がいっぱい出てくるけど、基本は胸キュンラブコメなのね…。


・伊藤剛「テヅカ・イズ・デッド―ひらかれたマンガ表現論へ」

図書館で借りた本。
わりと前から読み始めていたのだが、途中で新刊ラッシュ&続きものの漫画を買い出したので、読み終わるのに時間がかかってしまった。

評論とか普通はわざわざ読もうと思ったりしないのだけど、マンガについて論じられているものは何となくでも読めてしまう。
私がマンガというものに対して、ふわふわと空気のように感じていたことを、はっきりと言語化していたりして、読みながらうなずく箇所もあった。
でも、何が書いてあるのかわからず、放り投げた箇所もあった…

卒論を書いていた頃を思い出すなぁ。
必ず先行研究を参照し、引用する場合は出典を明記しろ!と、口をすっぱくして言われていたものだ。


・なるしまゆり「鉄壱智」3巻

なるしま作品は好きでだいたい買っているのだが、なっかなか話が進まないよなぁ…
単行本が出るペースも遅いので「あれ、これ誰だっけ?」という事態になる。
原獣文書も少年魔法士も続きはいつ出るのー?

今回は、鉄の名台詞
「負けたと思わなきゃ 負けじゃね―――もん!!」
にスカッとしました。


・山岸凉子「舞姫 テレプシコーラ」1巻

会社の人が買ったというのでまんまと借りた。
おもしろい!
さすが大御所の作家さん、安心して読める。
このあとどういう展開になるのか、まったく予想がつかない。
早く続きを貸してくれー。



最近読めなかった本

・「東京バンドワゴン」
・「三年坂 火の夢」

…ああ…タイムリミットが来てしまった。
せっかく予約までしていたのに。
最近の図書館は、返却期限を過ぎると他の本を一切借りられなくなるので、ブッチするわけにもいきません。
いや、それ以前に司書志望者として返却滞納などできません!

読み切れなかったのは、「あお高」にハマったせいもあるが、無計画に借り過ぎたのが一番の原因だ。
漫画はわりと気軽に読めるけど、活字はそれなりの環境が整わないと読めなくなっている。

電車通勤じゃなくなってから、めっきり活字の読書量が減ってしまった。
やっぱ、電車の中って最高の読書環境だ。


ふう…胃がしんどい。
明日返却しにいってこよう…。
ニックネーム 三森紘子 at 21:01| Comment(0) | TrackBack(0) | いろいろ簡易感想

2007年01月28日

「ランドリオール」以前 〜おがきちか2品

おがきちか
・「ハニー・クレイ・マイハニー」
・「チカマニアックス」

これも整頓中に発掘された。
ランドリオールがとても気に入ったので、おがきちか作品を集めてたのだ。


え〜と…男性向けです。


「ハニー〜」は、素焼きの埴輪の女の子(人間化・幼女化可能)と研究一筋の男とのラブラブな話。
けなげなハニが可愛らしいが、だいぶ男にとって都合のいい設定であることは確かだ。
最後に同時収録されている高校生ものが好き。
このカップルの話をもっと読んでみたい。
こっちの本はそんなにエロくない。


「マニアックス」の方は、かなりエロな短編が入っている。
兄妹ものとか、レズものがお好きなのですね…。

そういえば、ランドリも兄妹だもんね。
「どこの誰と契ったというのじゃ」
「お兄ちゃんです…」(苦し紛れのウソ)
のネタ、笑って見てたけど、今となっては笑えない…。


別に、面白かったのでいいんだけど。
普通の漫画だと思って買ったらエロエロだったので、結構びっくりした。

予想外な男性向けっぷりに怖気づいた私は、実家の弟に「持って帰るからもらってくれ」とメールした。
そしたら、「そんなユルそうなエロいらね」と返事が返ってきた。
いやいやいや、ユルくない! エッセイ(?)漫画は確かにユルいけど…。

そんなわけで持って帰りはしたが、いまだに私の本棚にこっそりと置いてある。
結局、好きな作家さんなので売り払ったりはしないでしょう。
ニックネーム 三森紘子 at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画・は行

2007年01月27日

こんな神様いやだよ 〜清野静流「HEAVEN!!」全3巻

ヘブン
実家の本棚があまりにも溢れかえっているので、間引かねばならんと整理をしていたら、こんな漫画が出てきた。
読み返して改めて思う。
アホだ〜。
アホ漫画だ〜(誉め言葉)。


主人公は霊感女子高生・りんね。
りんねと関わってしまった前時代的ヤンキーの宇崎は、ひょんなことから魂が肉体から抜けてしまう。
そのスキに、自称「神様」の慶寿が宇崎の体を乗っ取ってしまう。
結果、宇崎の魂→サルのぬいぐるみ、慶寿→イケメンになったキラキラ宇崎として生きることに。
そこから巻き起こるドタバタラブコメディー、というのが大まかなあらすじである。


登場人物が皆、基本的に自分のことしか考えてない。
慶寿は女の子に触ることのできる生身の肉体を手放したくないし、
りんねはヤンキーじゃなくなったキラキラ宇崎の外見「だけ」が大好きな超面食いである。
いちばん不憫なのは体を乗っ取られたうえにサルになっちゃった宇崎で、
いちばんまっとうな人間なのに、いやそれゆえか、二人に振り回されてばかりなのである。

だからちょっと感情移入しにくいのだが、アホパワーにひっぱられて読んでしまうのだ。
どういうところがアホなのかというと、まずりんねが鼻血を吹きすぎる。
キラキラ宇崎に好きだと言われると吹きだす鼻血の勢いで宙を舞い、
上半身を脱いだ宇崎の肉体美に奇声を発して倒れ、
「このまま冷凍保存してしまいたい」とカミングアウトをする。
しかも、それは宇崎の「外見」に限ってのことで、慶寿の中身や、ましてヤンキー宇崎に全く興味はないのである。
いや、こういう煩悩むきだしの女の子キャラも、最近は珍しくないけど、それにしたってさ…

まぁ、話が進むにつれて、りんねも慶寿の内面が気になりだしたりしていくのだが。
で、クライマックスは「神と人間との闘い」みたいな、「みんな、オラに力を分けてくれ!」みたいな、すごい展開になる。
最後はとってつけたような結末だな…とか、
戻ってきた慶寿の顔が宇崎のままじゃん!とか、
いろいろ言いたいけど、このアホ展開の前には、そんなことはどうでもよくなります。


基本は普通にかわいらしい絵なのに、たまに出てくる「メンチ切り顔」がすごくいい。
いやそれ、少女漫画じゃないだろとか、ヒロインがその顔やっちゃだめだろとか、思います。


最後に、アホアホ言ってすみませんでした。なんだかんだいって、この漫画私のお気に入りなのです。
ニックネーム 三森紘子 at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画・は行

2007年01月26日

すごいドキドキ。〜田中モトユキ「最強!都立あおい坂高校野球部」1〜10巻

あお高
やっと10巻まで集めました!

これ…おもしろい。
ものすごくおもしろいよー。

1巻を読んだ時点では、正直あまりピンとこなかった。
今思うと、1巻は長い長い「これまでのあらすじ」を、一冊かけてやったような感じだった。
だから、ポイントポイントを押さえた早い展開に、乗り切れなかったんだと思う。

「あと一冊だけ読んで、読み続けるか決めよう」と思い、2巻を読んだところ一気におもしろくなってきた。
読むのをやめないでよかった!本当に。


読者をひっぱっていくのが、ほんとにうまい。
それに尽きるなぁ。
どうなるの?どうなるの?という興味だけで、ページをめくる手が止まらないよ。

絵柄もくせがなく魅力的で、読む人を選ばない気がする。
少なくとも私は好き。
フェチ的な感想を言うと、ユニフォームの描き方がなんだかセクシーだ。
特に脚のライン。


あお高ナインのなかで一番好きなのは、メガネ男子のマサハルだな。
試合前日でも家業(コンビニ)を手伝う親孝行ぶり、チームの司令塔として常に冷静であろうとしながら、熱い心も忘れない。
好きな女の子の前ではでれでれになるのもご愛嬌。
結婚したいタイプだ…。

それから右京。
顔こそかわいい系だが、これほどカッコいいという言葉が似合う男もいまい。

キタローも、主人公らしい主人公で、嫌みがなくて好感持てます。
ひょっとこ口もかわいい。

あと、忘れてはいけない、1巻からチェックしていた2年の飛田先輩が、9、10巻あたりになって活躍してきたのでうれしい。


対戦校のなかでは、星南の氷室くんでしょうか。
もう素直に、ビジュアルが好きと言っておきます。
外見といい性格といい、まいりましたという感じ。

実際の高校野球中継を見ているときもそうだけど、どっちにも負けてほしくない。
どっちも勝つ終わり方があればいいのに、と、力を入れて応援すればするほど思ってしまう。
球児たちはそんなことを望んでいないだろうに…傍観者の勝手な言い分だとはわかっているけども。
勝って喜ぶ反面、負けた側の涙を見てしまうと、うっとくる。

でも、一番泣けたのは10巻の教頭先生…
あぁ…教頭先生、大事なことに気づけて(思い出せて)よかったね…


因縁の決勝戦が始まる11巻は、順当にいけば3月発売かな…?


前にもちらっと書いたけれど、「おお振り」のおかげでせっかく野球が好きになれたので、野球漫画を開拓したいと常々思っているのだが、
スポーツものは長編が多いので、なかなか気軽に手を出しづらいところがある。
どなたかおすすめの野球漫画がありましたら、ぜひ教えてください。
ニックネーム 三森紘子 at 23:27| Comment(0) | TrackBack(1) | 漫画・さ行

2007年01月25日

失われた時を求める

昨日のブログで「続きを読む」機能を使ってみたが、携帯からの閲覧だと意味なかった。
公式発売日前だったから、あんまり人の目に触れたらいかんかもと思ったんだけど…
しょぼーん。


最近私、何もしていないよ。
ほんはよんでいる。
仕事もやってる。
睡眠もとっている。
でも、特別人に話せるようなことをやってない!
会社と家との往復!
ぼ〜っとしている時間が多すぎる!
こんなことではだめだぁぁ。

こないだの朝礼のスピーチでは、そんな自分のぐうたらな生活をバラしつつ、「もっと時間を大切にしないといけない」という、お利口さんな内容のことをしゃべった。
他にしゃべるネタがなかったんだ。何もしてないから。
まさかマンガの感想をしゃべるわけにもいくまいし。

本当は今日、取引先の若手男性社員とうちの会社の妙齢女性陣とで、飲み会に行く予定だった。
飲み会というか、合コンというか、要は接待だ。向こうの方がお客さんだから。
結局、相手の都合でキャンセルになって、内心ホッとした。

こういう気の重い予定はなくなってもかまわないのだが、もっと楽しい予定がほしいよ。
でも、だんだんまた仕事がきつくなってきて、遊びどころじゃなさそうだ…。

いいんだ!本屋さんに毎日通うから。
というわけで…



☆今日買った本☆

・椎名軽穂「君に届け」3巻

黒い人が出てきた!黒い人が出てきた!
自分は手を汚さず人を動かす能力に長けた人が始動だ。
今のところまだ、爽子の方が一枚上手かな?

今回は泣くシーンはなかったけど、
「楽しかったね!」「これから何回も何回も いっぱいいっぱいあるからね!」
って、ちづとやのちんが爽子に言ってるところは、じーんときた…。

うんうん、ついつい忘れがちになるけど、好きな人たちと楽しい時間を過ごせるというのは、すごく幸せなことだよね…。

最初のところ、みんなでラーメンを食べにいったときに、小さいコマで、
「すごいおいしかったー みんなで食べたから倍おいしかった…」
って喜んでる爽子、かわいいぃ…!!
ギャグ顔のときの、おちょぼ口がたまりませんな。

あと、風早くんが「おさげ!」って言って笑うシーンが好き。
同系統では、2巻の「おでこでてる」も好きだった。

それから、ちづと龍も、いいな…
ニックネーム 三森紘子 at 22:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記とか

2007年01月24日

アフタヌーンさんがつごう。

アフタ3月
残業してもおっつかなかったので、仕事を無理やり終わらせる。
「今日じゃなくてもできることは、今日しない!」と自分に言い聞かせながら、アフタヌーン買って帰った。



今月の「おお振り」感想(箇条書き)↓
続きを読む
ニックネーム 三森紘子 at 22:43| Comment(0) | TrackBack(0) | おお振りアフタヌーン感想

2007年01月23日

信じて投げろ!! 〜ひぐちアサ「おおきく振りかぶって」7巻

おお振り7
実に前巻から10ヶ月ぶりの最新刊。
うれしいな!テンション上がる。
といっても、内容は全部雑誌で読んで知っているんだが…

なので、主に書きおろし部分を中心に、とってもマニアックな感想を書きます。





●表紙
キャップかぶった女の子って、どうしてこんなにかわいんだろ?
この二人を見ると、前々作「家族のそれから」の、ケンジさんとメグちゃんをなんだか思い出す。


●カバー折り返し
キャラクタープロフィールは、西浦ナインのお母さんたちだ!
か…かわいー!
それぞれが手に持っている、息子の小さい頃の写真も、これまたかわいー!
巣山、金太郎くんだったのか!
でもみんな赤ちゃんの頃の写真なのに、泉だけ何で中学生なの!?

「息子からの呼ばれ方」の項目には、笑っちゃったよ…。
「ちょっと」とか「あのさ」とか…
いいなぁ、思春期だ!反抗期だ!(?)
でも、廉みたいに「お母さん」って呼んでる子も、実際は意外といると思う。
友達の前ではカッコつけて呼ばないかもしれないけどな!
次巻はぜひ、阿部の赤ん坊時代を見せてください。


●カバー外したところ
おまけマンガ・マネジの1日。

マネージャーって、ほんとに、ほんっとに大変な仕事だと思う!
生半可な気持ちでやれない。本気で好きじゃなかったら。
誰かをサポートする仕事というのは、自分自身が成果を出せるわけじゃないけど、サポートされる側と同じくらいの感動を味わうことのできる、やりがいのある仕事なんだろうな。
だから千代ちゃんも、選手たちと同じくらいにキラッキラしている。

そういう小難しいことは抜きにしても、でっかい麦わら帽子かぶった千代ちゃんはかわいい。
誰かつきあっちゃえよー。


●巻末おまけページ
タッチプレイとフォースプレイについて、詳しくなりました!ひぐち先生ありがとうございます。
こんな野球素人をも、試合展開をじっくり読み込みたい気持ちにさせるこの漫画は、すごいと思います。

それから、ジャングル氷オニをやっている西浦ナイン。
ものすごいアクロバティックな逃げ方をしているのは、田島か?
私の住んでたあたりでも、氷鬼ごっこやってた。
他にも、高オニ(高いところしか逃げたらだめ。地面についちゃったらアウト)とか、鬼にタッチされたら○秒間動いたらだめ、とか、いろんなルールの鬼ごっこがあったなー。


●やっと本編
夏の第一試合・桐青戦7回表から8回裏まで。

やっぱりおっとこ前な和さん。
でも、2年も歳下の相手校捕手(阿部)に対抗心を燃やし、
「結果的に打ったからオレの勝ちだぜ!」
と、内心勝ち誇っている和さん、い…いい!

田島の打席は毎回ぞくぞくする!

阿部はおもしろい。なんか知らないけどおもしろい。

今回読み返して新しく気になったのは、西浦バッテリーが敬遠をするところ。
雨で足元がすべって、ワイルドピッチをしてしまう三橋。
態勢をたてなおすために、阿部の指示で次の打席はフォアボールで歩かせる策をとった。
一息つけた三橋は、足場も確認できて、次の投球への自信を取り戻すのだが、
観客席で見ていたルリちゃんは、「レンレンが四球なんて、調子をくずしちゃったの!?」と思ってしまう。

私もルリちゃんの立場だったらそう思うよ。
投手はいつでもストライクを取りにいくものだと思ってた。
勝つために、わざと外したり、甘い球を打たせてアウトにしたり、そんなふうに戦略を駆使しているなんて、知識もなく見ているだけではわからなかった。
面白いなぁ、野球って。


さあ、涙の決着!な8巻は、いつ頃出るんだろー?
ニックネーム 三森紘子 at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | おおきく振りかぶって

2007年01月22日

今日のできごと 〜試作編

チョコ
この物体は何かというと、手作りチョコである。
失敗作に見えるが、一応成功しています。
味も普通にチョコの味がした。
というか、チョコを溶かして固めるだけだから、失敗のしようもないのだが…。

「憧れの先輩、食べてくれるかなぁ」とか、そういう艶っぽい理由で作ったのでは全くなく、悲しいことに仕事のためだ。
今度、うちの会社が派遣する仕事の中に、「手作りチョコの実演販売」というのがある。
料理のできるかわいい女の子がやってくれれば問題ないのだが、例によって人手がどうしても足りないとき、事務所勤務の者が出動する可能性がある。
そうなったとき、私にチョコの手作りなどできるのか…!?

そう思って、臆病者のわたくしは一度家で実際に作ってみることにした。
会社で作れば、材料費を経費で落とせたかもしれないのだが、そこはそれ。
不器用な私のことだ、たとえチョコを溶かし固めるだけの作業でも、失敗しちゃったりしたら恥ずかしいではないか。
そんなわけで、休日に1人でこそこそとやってました。

本当は生クリームとビスケットを加えるのだが、ビスケットを買い忘れてしまったので、エンゼルパイ(まだ食べきってない)を代わりに砕いて混ぜた。
普通においしいけど、何しろ板チョコ3枚分なので、なかなかなくならない。
人にあげるには微妙すぎる出来だし…。
自分で食べるしかないのか…。
うぅ、すでにうんざりしてきた…。



休日の後半は、マンガミュージアムで「GS美神 極楽大作戦!」の続きを読んできた。
つーか漫画漬けだ、漫画漬けだな自分よ!(セルフつっこみ)
でも、面白いんだもん。

横島くんが、やっぱりびっくりするほど男前だった。
最初の頃は、こんなかっこよいキャラクターにするつもりなかったんだろうなぁー。

ルシオラが死んでしまったときの、「俺には女の子を好きになる資格なんてなかったんだ!」という横島くんの述懐は、横島くんが言うからこその、ものすごくいいシーンだったと思う。
でも、真剣になった横島くんは、煩悩がなくなったために霊能力も下がってしまったという、トホホなおまけがついてたのだけど。

昔読んだときにはわからなかったけど、いろんなパロディが入ってて、それもおもしろかった。
「地球か…何もかも懐かしい」とか、美神さんが言ってたり。

そして最後まで「現世利益・最優先」だった美神ねえさんは、ここまで突き抜けられるといっそ清々しく、カッコいいですね。
あー、おもしろかった。

時間がまだあったので、よしながふみの「西洋骨董洋菓子店」をチラ見していたら、ケーキが食べたくて食べたくて食べたくてしかたなくなった。
結局、誘惑に負けて夕飯前に食べた。まだ山程チョコあるっちゅーのに!
あの漫画は、ダイエット中の人は読んではいけないな!
ニックネーム 三森紘子 at 23:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記とか

2007年01月21日

幸せを願う人 〜緑川ゆき「緋色の椅子」全3巻

緋色の椅子
会社の元先輩にこの漫画を貸したとき、先輩はこう言っていた。
「1巻読み終わったとき、『こういう漫画が読みたかってん!』って心の中で叫んだよ☆」
まったく同感です、先輩。


貧しい小さな村に育った少女・セツは、国王として即位した幼なじみ・ルカに会いに王都へと旅立つ。
だが、民の前に姿を現した国王は、ルカとはまったくの別人だった。
彼は、暗殺者に襲われ行方知れずになったルカが戻ってくるまで玉座を守る、「身代わりの王」だったのだ。

少女漫画ならではの、叙情性のある王国ものファンタジー。
作者さんの使う、もってまわった台詞回しも、この世界観だとしっくりくる。
現代ものだと、「いまどきそんな言葉遣いするか?」とどうしても気になってしまうけど…。
ハッタリも効いていて、楽しんで描いてるんだなというのが伝わる。

物語は、謀反や様々な思惑のなかでの王座の行方と、ルカは一体どこにいるのかという謎を軸に進んでいく。
男前なヒロイン・セツのがむしゃらなルカへの想い、身代わり陛下の居場所を求める気持ち、そしてラストに明かされるルカの「思い」に、何度読んでもぐっときます。

「もう一度幸せを願ってやりたい人に出逢えたよ」といいながら、笑って死んでいった人がいた。
「私はもっと深くへ堕ちなければならない」と、もういない人を思いながら目を見開いて死んでいった人がいた。
(バラすとつまらないので誰とは言わないが)
皆、誰かの存在に囚われて生きている。


なんだか好きだったのが、ドリィ・ジンというキャラクター。
あとがきによると、「草食動物の鹿とか羊とかの気配に似ている刺客」とのことです。
うーん、言い得て妙かも。
セツたちと行動を共にするが、完全に相容れるわけではなく、自分の流儀に従って飄々と生きるさまが好き。
何考えてるのかよくわからない薄ら笑いとかも。

セツと会うまでの彼がどういう人生を歩んできたのか、もっと描いて欲しかった。
作者コメントによれば、実質打ち切りになってしまったみたいなので、描かれるチャンスがあったのかと思うと残念…。


王様のびらびらした服とか、剣とかお城とかが画風と合っているように思うので、こういう世界観のものもまた読みたいなと思う。
でも、現在連載中の「夏目友人帳」みたいな妖怪ものも、すごく好きです。
ニックネーム 三森紘子 at 23:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画・は行

2007年01月20日

夢日記が出てきた。

2年くらい前にちょっとだけつけていた、夢日記が発掘された。
起きてすぐ、見た夢を記録しておくというアレである。

なにしろ寝起きに書いているので、判読の困難な文字が多い。
さらに、夢というのはホントにとりとめがないので、内容についても判読が困難だ。
例えば、ある日の記述はこうなっていた。



 パプワくんの絵のマンガ
 中国人男性 ごはんやさん(○○)
 カサをひらいてこうげき



夢の中の私に、一体何があったのだろう。

ちなみに、○○には今の会社名が入る。
会社のみんなとごはんやさんを開業したということだろうか。
それと、何と戦っているのか知らないが、カサを開いてしまうと、閉じている時よりむしろ攻撃力が落ちると思うのだが…。


また別の日の記述は、こうなっていた。



 甘坂鉄山
 ミスコン?オーディション?みたいなのを受ける。
 服がない。コンタクトがない。お嬢さまがいる。



最初のは人名らしい。
「あまさかてっさん」とルビがふってある。
誰なんだそれは。
美味しんぼに出てきそうな名前だ。

服もコンタクトもないのに、ミスコンに出ようとしている。
最悪じゃないか。


今見ると意味不明で結構おもしろい。
また始めようかな、夢日記。
最近は朝に余裕がないので、書いてるヒマがない気もするが。




最近読んだ本

・高屋奈月「フルーツバスケット」22巻

ようやく次の巻で完結…。
な〜が〜か〜った〜。
これは最終巻が出たら1巻から読み直さないといけないな。
だいぶ忘れてるし。
だいぶ絵柄も変わってそうで面白そう。

高屋奈月のことだから、きっとすべてに救いのあるハッピーエンドにしてくれるだろう、と信じてなければ読み続けてないと思う。
展開のしんどさに。
ラストがどうなったかまだ知らないけど、信じておりますよ。

あとはもう、透ちゃんと夾くんが仲良くしてるだけでうれしい。
最初っから夾くん派だったから!
それにしてもデレデレだなおい!


・田中モトユキ「最強!都立あおい坂高校野球部」3巻まで

常々、野球漫画を開拓したいと思っている。
「ラストイニング」とこれとで迷って、なんとなく王道そうなこっちを買ってみた。

1巻を読んだ時点では、微妙…
とりあえず次の巻だけ試しに買ってみよう、と思ったら、2巻からおもしろくなり出した。
いいぞ、燃えるぞこれ。
ちょっと集めてみよう。
ニックネーム 三森紘子 at 22:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記とか

2007年01月19日

今日のできごと 〜睦事編

今日は珍しく、会社の人何人かとごはんを食べに行った。
社長も来るとのことだったので、しめしめおごってもらおう、という下心もありながら。

その席で、自分たちの両親の恋愛についての話になった。
一人が、
「私の両親は一緒にお風呂に入って同じ布団で寝てるよ」
と言い出して、ちょっとびっくりした。
うちの両親じゃあり得ない。
熟年だからどうこう、ということではなく、例え新婚のときだって、一緒に風呂に入ったりはしなかっただろう。

そういえば、以前母と
「夫の前で平気で着替えられるか」
という命題について話し合ったことがあった。
出た結論は、
「連れ添った年月に関係なく、着替えられる者は最初から着替えられる。着替えられない者はいつまでたっても着替えられない」
だった。
うちの母は当然後者である。

その場では、「あり得ない」派が多数だったのでホッとしたが、夫婦の形は千差万別なんだなと思った。
ひょっとしたら人生の中で、一番長い時を一緒に過ごすかもしれない、夫婦というもの。
他人の物差しでは測れない、二人の間だけの何かがあるのではなかろうか。
奥が深い。

私が結婚したとしてもやっぱり、お風呂は一人で入りたがり、睦事の後だろうと一人で寝たがるような妻になる気がする。
その前に、結婚する相手がいないですがね。


ごはんはまんまとご馳走になりました。
ごちそうさまです!
ニックネーム 三森紘子 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記とか

2007年01月18日

極楽へ、行かせてあげる

毎度おなじみ、マンガミュージアムに行ってきた。

今度はテレプシコーラを読もうといってたのをすっかり忘れて、「GS美神 極楽大作戦!」を読んだ。
中途半端に人から借りて、続きが気になっていたので。

おキヌちゃんが生き返るあたりの話から読み、軽く涙ぐむ。
おキヌちゃんはいい子だ…。
みんなから愛されるおキヌちゃん。美神さんにさえも大事にされてるおキヌちゃん。
ラブ…。

確か小学生の頃に、アニメが始まったんだと思う。
うわあ、そんな前になるのか。

あの頃から、横島くんが結構好きだった。
漫画では、どんどんかっこよくなっていくのがうれしかった。
おバカでスケベで見た目もイケてなくて、という設定だけど、なんだかんだいってモテていたし。
そんなにルックス悪くないよなぁ?
美神さんが、ちょっと横島くんを好きになりだすのも、違和感なく読めたし。(そしてそれを認めたくない気持ちもわかる)

金の亡者で女王様気質で、自分さえよければいいというすごい性格設定の主人公・美神さんだが、小学生の頃の私にとっては美人で強ければオールオッケー!で、セーラームーンと同列の戦うヒロインであったのだ。
アニメのオープニング曲も好きだったなぁ。

あと、男性キャラでは雪之丞がなんだか好きだ。
直情家で単純で、硬派のくせにマザコンで、基本はいいやつで、それからちょっと背の低いところ(重要)が。
これで長身だったらかわいげがない。

それから、この作者さんの描く絵は、よくも悪くも「これぞ日本の少年漫画!」っていう感じがしていい。
あまり嫌いって人がいないんじゃないかな?と思う。


また最後まで読めなかった…
横島くんがルシオラ(敵・かわいい)に、「今夜あなたの部屋に行くわ」と言われて鼻血を大量にぶっこくところまで。
この、いちいち鼻血出したりしてるところが好きなのだ。
漫画で鼻血を出すのはたいていスケベな人ですが、出すこと自体とっても純情だと思いませんか…ねぇ。

次に行けるのは、いつになるかな。
ニックネーム 三森紘子 at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) | いろいろ簡易感想

2007年01月17日

大崎梢「配達赤ずきん ―成風堂書店事件メモ―」を読んだ。

配達赤ずきん

図書館の本2冊め、「配達赤ずきん」を読みおわった。
おもしろかった!
寝る前に少しだけ、と思ってページを開いたら、するすると一章読めてしまった。

書店が舞台、書店員が探偵役の、連作ミステリ。
人死にのない、日常の謎を解くタイプの推理ものが好きなので、この本は好みだった(もちろん、殺人事件が起きるような話も読むけど、そんな本が続くとしんどくなってくる)。

それに本屋が舞台なので、色々な本のタイトルがたくさん出てきて、それだけで楽しい。
「暴れん坊本屋さん」と同じく、本屋の仕事の内情が書かれていて、知らない者には興味深いし、知っている人は「そうそう!」とうなずきながら読めるんだろうな。

語り手の杏子さん(ワトソン役)やバイトの多絵ちゃん(ホームズ役)が、最初はステレオタイプのキャラクターに見えて鼻についたりしたが、読み進むにつれて、個性が出てきた気がする。
最終章では、杏子さんの、他人の幸せを喜び、不幸を悲しむことのできる人柄が、素直にいいなぁと思えた。

5つある話のうち、一番好きなのは「六冊目のメッセージ」。
ほほえましくもうらやましい話だった。
本好きならば誰しも、こういう出会いに憧れてみたことがあるんじゃないだろうか。

「ディスプレイ・リプレイ」も、やさしいラストの種明かしがうれしかった。
「パンダは囁く」は、あのタイトル群があらわれたときにちょっとゾッとした。
本のタイトルって、よく考えたらすごいのもあるもんなぁ。


全体的にはすごく読みやすく、入り込みやすかった。
続編が出ているみたいなので、それもぜひ読みたいです。
ニックネーム 三森紘子 at 22:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 活字・は行

2007年01月16日

今日のできごと 〜邂逅編

めぐりあい
ひゃっほう!!



邂逅その1・・・森永エンゼルパイミニ

やっと見つけた。
昨日の今日で見つけた。
近所のドラッグストアに普通にあった(前に見たときはなかった)。
うわーい!
やっぱり、中にはさんであるマシュマロが、他とは一味ちがうおいしさのヒミツだ。
うぅ、おいしいよー。
なかなかお目にかかれなかっただけに、喜びもひとしおだ。
ただ、「ミニサイズだからもういっこぐらい大丈夫だよね☆」と、ついつい食べ過ぎるのが難点ではある。

なんだかお菓子が異様にいっぱいある家になってしまった。
私しか食べる人間がいないというのに。



邂逅その2・・・椎名林檎×斎藤ネコ+椎名純平「この世の限り」

発売日は明日だけど、もしかしたら…とお店をのぞいてみたら、あった。
うわーい!もひとつうわーい!

あぁ〜やっぱり林檎ちゃん大好き。
かつて、友人に「林檎やったら何でもいいんやね…」と若干呆れ顔で言われたことがあるが、うん、林檎だったら何でもいいよ。
バンドつくろうが、誰と組もうが、そこに林檎ちゃんがいてくれさえすれば。

何が好きって、まず声が好き。歌い方が好き。
だから、どんな歌を唄ってくれても、全部好きになる。
他にも好きなところは山ほどあるけど、きりがなくなるので言わない。

「この世の限り」を聴いて、映画のエンドロールで流れてほしいな…と思っていたらやっぱり、「さくらん」のエンディングテーマ曲だと書いてある!
これを映画館の大音量で聴けるんだ!と思うと、楽しみだ。



そんなわけで、今日はかなり幸せだったのだが、アンティーク(ドラマ)の再放送を録画し忘れていたことに気づき、かなりショボーンとなった。
寝坊はするもんじゃないな。

ちなみに、邂逅(思いがけず出会うこと)という言葉は、小野不由美の「十二国記」で知った。
面白いうえに勉強にもなって、読書ってほんっとにいいものですよね!(水野晴郎風)
ニックネーム 三森紘子 at 21:18| Comment(0) | TrackBack(2) | 日記とか

2007年01月15日

今日のできごと 〜食楽編

突然の納豆ブームが憎い…
こちとら普通に大好物の納豆を買いにきただけなのに、売り切れてるでやんの。
おかげで、またもや受験の予定もないのに「合格祈願」と書かれた、今まで見たこともない納豆を買いました。

見たことないといえば、森永のエン○ルパイをこないだから食べたくて食べたくて、コンビニ・スーパー・ドラッグストア等探しまくっているのに全然ない。
ミニサイズが発売されたばかりなんじゃないの!?
どこに売ってるの!?
あのマシュマロが恋しい…。

代わりにというわけではないが、老舗アイス「ビエ○ッタ」のハーフサイズがあって、珍しくて思わず買った。
これ好きなんだ…。
昔やってた、「もう一切れ、ほしい」というCMの真似をして、調子にのって何切れも食べていたものだ。
でも、値段が高めだからなかなか買ってもらえなかった。
今なら買える…ひとりじめもできるぜ!大人ってすばらしい!


風邪がだいぶましになってきた。
薬のおかげなのか、昨日初めて行ったゲルマニウム温浴のおかげなのか、はたまた日頃の行いの成果なのか、答えは風の中だ。
でも、日頃の行いがよかったらそもそも風邪なんてひかないよね☆


今日読んだ本

・野口文雄「手塚治虫の奇妙な資料」
あとがつかえているので、がんばって読んだ。

手塚治虫は、雑誌掲載された漫画原稿を単行本にする際に、ものすごく修正や付け足し、削除をしてるんですよー、という内容だった。
私は、「ブラックジャック」と「火の鳥」ぐらいしかちゃんと読んだことがないのだが、こういう評論的な本には図版がたくさん載っているので、断片的にいろいろな手塚作品を見ている。
本物を知らないのに、外堀ばかり攻めている感じで、手塚漫画を読む前に手塚論ばかり読んでいる。
でも、そのものを知らなくても、案外楽しんで読める。
もちろん、知っている方がより楽しめるのだろうけど。
この本は、あくまで資料提供という体裁をとり、「評論」の域までは達していないと思うが、「原稿の描き直し」という、もろに手塚治虫の人柄が出るものを扱っているせいか、作者自身の人柄もすごくよく出ている気がする。



1月は一年でいちばん仕事がヒマで、本当にうれしい。
12月が怒濤のようだったから、反動でボケてしまいそうだ。
これが2月になると、また忙しくなりだすんだよな…。
ニックネーム 三森紘子 at 22:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記とか

2007年01月14日

最近のほん

最近買った本

・瀬戸口みづき「いつだって妄想恋愛がとまらない」
「妄想恋愛がとまらない」の続編。
今回もおもしろかった。あっはっは!新郎がかめはめ波打つのかよ!
この人の妄想、ただの妄想じゃない…ヘンだ…


・工藤ノリコ「さすらいの就職犬!ワンワンちゃん」
どこの本屋に行ってもないので、セブンイレブンで注文した。
相変わらず苦労性のワンワンちゃんが涙ぐましくもいとおしい。
鳩時計のハト・パッポヒが、マーミーちゃんとタッグを組んでワンワンちゃんを困らせまくっています。
マーミーちゃん、白雪姫のカッコとかしてるけど…男の子だよね?「ボク」って言ってたし…


・「このマンガがすごい!2007オトコ版」
ワンワンちゃんのついでに、これも注文しておいた。こういう「〜がすごい!」系の本って、ちょっとレジに持っていくのが恥ずかしい。「どんだけマンガ読みたいねん!」って思われそうで。
とりあえず、ベスト10の中で自分が持っているものは一つもなかった。
「もやしもん」は売っちゃったのだ…。自分にはあまり合わなくて。
「シグルイ」は弟の買ったのを読んだ。面白かったけど、残酷描写がすごかったので、薄目で読み飛ばしたところもある。
「デトロイト・メタル・シティ」が一位なのは納得だ。なんだろうあのエネルギーは。
他は、「へうげもの」と「ボーイズ・オン・ザ・ラン」が気になる。
「DEATH NOTE」は…世間的にはあんなに絶賛されているのに、私の周囲の人の評価がすごく低いので、迷ったあげく結局読んでない。けど、やっぱり一度は読むべきかなぁ。
この手の情報誌(ムック??)は、何日もかけてじっくり隅々まで読むのが好きだ。そのうちオンナ版も買ってそう。



最近図書館で借りた本

・大崎梢「配達あかずきん 成風堂書店事件メモ」
・早瀬乱「三年坂 火の夢」
・小路幸也「東京バンドワゴン」
・「ひとり歩きの奈良」
・野口文雄「手塚治虫の奇妙な資料」
・伊藤剛「テヅカイズデッド ひらかれたマンガ表現論へ」

すべてまだ未読。
ひとり旅熱がまだ冷めていないことがうかがえる。
あと、漫画について論じられた本を読むのが好きなのである。
一度に6冊も借りてしまって…2週間以内に読めるのだろうか(たぶん無理だろうな)。
ニックネーム 三森紘子 at 14:17| Comment(0) | TrackBack(0) | いろいろ簡易感想

2007年01月13日

開けてしまった 〜望月花梨「鍵」

鍵
今出ているコミックスの中では、文庫を除いて一番新しい。といっても、4年ほど前に出たものだ。
6つの短編が収録されている。
新刊…というか新作、待ちくたびれちゃったよ…


表題作は、中学生の親友どうしのボーイズラブ風味なお話。
…を、望月花梨が描くとこんなふうになるんだね。
主人公が親友を好きになるまでのページがすごく短いので、説得力に欠けるのが残念。
だけど、ブラジャーのホックと詰め襟のホックが重なって見えて、というシーンでは、「さーすがー!」と感動すらした。
作者さんは、これがやりたくてこの話を描いたのでは?と勘ぐってしまうほどに。
それから、やっぱり扉絵(バスの絵)が素晴らしい。



同時収録の「呼吸」には、初期の作品によく出てきた、潔癖で純粋で一匹狼な少女が出てくる。
「嫌いな人の前では息を止める」というの、ちょっと覚えがある。
同級生が実際にやってたのも覚えてる。
子どもとは残酷な生き物であることよ。


「犬と夏服」は、好きな子の制服を盗んじゃったり、盗まれちゃったりする話。
好きな人を独占したいという気持ちは、誰にでもある。
それが歪んだ形で表に出てしまうことも、時にはある。
…いやぁ、望月先生は人の心の忘れようとしてる部分をビシビシ突いておいでになる。
(好きな子のものを盗んだことはないけど)
どうして、思う通りに生きられないんでしょうね。


実は、望月花梨は、私が初めてファンレターを出した作家さんである(書いたのはさくらももこが初めてだけど、結局出さなかった)。
常々、「望月花梨とCoccoって合うよなー」と思っていた時に、コミックスの作者コメントに「Coccoが一番好き」とあったので、うれしくなって思わず書いたのだった。
明くる年にイラスト入りの年賀状をもらって、たいそう喜んだのを覚えている。巳年だった。
そして、今のところ、二度目のファンレターはまだ誰にも出していない。
ニックネーム 三森紘子 at 23:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画・か行

2007年01月12日

今日のできごと 〜朦朧編

夏目漱石の「夢十夜」が映画になるらしい。
わぁ、観たい。
坊っちゃんも吾輩は猫であるも途中下車してしまったが、夢十夜だけは昔から好きなのだ。
「さくらん」に続き、2月の楽しみが増えた。



風邪がなかなか治らない。
鼻をかみすぎて、頭がもうろうとしています。誰か私に「鼻セレブ」を下さい。
熱があれば仕事を休めるのに、平熱ときてやがる。
何でよりによってこんな体調を崩しやすい時期に、世の学生は試験を受けなきゃいかんのだろう。いや、私ではなく。

「合格祈願」と書かれたパンを買ってきた。
特に何の試験も受ける予定はないが、レジのお姉さんは私を受験生だと思っただろうか。

受験生応援フェアなんてものが食品業界で始まる季節になってきた。
私も、中3のこの季節には塾通いをしていた。
といっても、進学系じゃなくて、町のみんなが通ってるアットホームな塾、みたいなところだった。
高3のこの季節はというと、運良く推薦で受かることができたので、ほんよみに精を出していた。
「決まるまでは読まない」としばらく読書を禁じていたので、解禁になったときはそれはもうむさぼるように読んだ。
休み時間にも自分の席でほんをよむイタイ子になっていた(でもその時期は、みんな休み時間も普通に受験勉強していたので、そこまで浮いたりはしなかった)。
あんなに幸せなことはなかった。

私は身の丈に合った志望校を選んでいたので、まだ楽していた方だとは思うが、それでもやっぱりがんばって勉強していたよなと思う。
いま同じだけの勉強をしろと言われても100パー無理だ。
もう勉強用の脳みそでなくなってしまった。

あの頃に勉強したことが今役に立っているのか、これから役に立つのかどうかは、よくわからない。
でもまぁ、あんなに異常なまでに勉強をする時期というのも、人生の中でそうそうないから、一回ぐらい味わっておいていいのかもな、と思う。

けど、一番大変なのは、塾ならびに予備校のせんせいたちだろうな。
毎年毎年毎年、この時期は胃が痛いことだろう。


そういえば、「るろうに剣心」完全版の新刊表紙が、志々雄様と宗次郎だった。
本屋で見かけて、妙にテンションが上がった。
るろ剣に狂っていたあの頃を思い出す…。
クラスのグループ全員がるろ剣ファンという異様な事態になっていた。
本当に女子に人気のある漫画だった。もちろん男子にも。
あ、思い出した!高校受験の前日、アニメのるろ剣を観ていて親に怒られたんだった。
ほら、人間大変な時こそ息抜きが必要だし。
ニックネーム 三森紘子 at 21:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記とか

2007年01月11日

ジャージ姿の聖徳太子 〜「増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和」1〜7巻

ギャグマンガ日和
表紙からしてワケわかんない。
これは何年か前、ヴィレバンで平積みになっていたのでなんとなく買ってみたら、当たりだった。
このノリすごく好き。私好み。
「フギャボーン」とか「パオマァ」とか「ウホホイッス」とか、擬音もワケわかんなくてツボにはまると抜け出せない。

タイトルの通り、ギャグマンガの短編集だが、中でも偉人ネタ・歴史ネタが作者お得意のようである。
何しろ第一幕のタイトルが「なめられペリー」だ。
黒船のつもりが白い船に乗ってきてしまう、ペリー提督のなめられっぷりがすごい。


私が好きなのは、「聖徳太子と小野妹子」シリーズの妹子だ。
太子(ノーパン主義のカレー好き)に無理やり着せられている、ノースリーブのジャージ姿がなんかかわいいので。
他のシリーズものとしては、松尾芭蕉(ダメダメおやじ)と弟子の曽良君(真性Sの二枚目)の「奥の細道」シリーズなどがある。
太子といい芭蕉といい、歴史上の偉大な人物をここまで変なオッサンに描いてしまっていいのか。
テレビで歴史番組とかやってても、もうまっさらな気持ちで彼らを見られません。


あと、すごくお気に入りの話があって、タイトルを

「スーパー印象派バトル ルノワールVSセザンヌ」

という。
しょっぱなから力が抜ける。
・セザンヌ→サムライに刀で斬られた音みたいな名前
・ルノワール→おっさんがワックスかけた床を全裸ですべる音みたいな名前
とか言われてしまうと、もうそうとしか聞こえない。最高。


絵とかノリとかがだめな人はだめだろうけど、好きな人はものすごくハマると思う。
7巻まで出ているのだが、最初の頃の方が確実に面白かったな…。残念。
というわけで、今は4巻までしか手元にない(残りは実家)。
次の新刊に期待しよう。


そして、今日のブログを書いてわかったことは、ギャグマンガを文章で説明しても、面白さがまったく伝わらないということだ。
ほんとはもっと面白いですよ。
「黒登山部」とか「半開き部」とか、謎の部活動も出てきますよ。
ニックネーム 三森紘子 at 22:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画・か行

2007年01月10日

「武士の一分」を観た。

風邪だが、せっかくのレディースデーに休みなので、映画を観に行ってきた。

この映画、友人が先に一人で観てきたのだが、まわりがご年配のお客さんばかりで、チュロスとジュースをそれぞれ両手に持った彼女はかなり場違いだったらしい。
私の両隣もおばさまだったけれど、若い人もちらほらいた。
で、肝心の内容だが、劇場を出るのがちょっと恥ずかしいくらい泣いてしまった。
ちょっと最近泣きすぎな気がする。
歳をとったら涙もろくなるというけれど、え、じゃあこれからも今以上に涙もろくなっていくのか…?

キムタクがキムタクと呼ばれ始めて、ロン毛が流行っていた頃は、「はぁ?どこがいいの?」とあまのじゃくに思っていたが、最近木村拓哉の良さがやっとわかってきた。
盲目の武士の演技がすごくよかった。着物も月代も似合いますね。

当時の身分制とか、妻というものの立場とか、現代の考え方からするとはがゆい部分もあるけど、あんまりそういう点に気をとられてばかりじゃ、せっかくの映画なのにもったいない。
新之丞と妻カヨとの愛情の深さ、とくへい(下働きのじいさま)の好人物さによって、観たあとに温かいものが胸に残る。
とくへい、よかった。よかったね…。
みんながとくへいとくへい呼ぶから、耳に残っちゃったよ(漢字はわからんけど)。

クライマックスの果たし合いのシーンは、抑えめの演出が好感がもてた。
で、ラストはやっぱりこうでなくっちゃ!ご都合主義と言われようが、笑顔で終わるのが一番!

やっぱり藤沢周平、読んでみたいなあ。
この映画の原作あたりから、チャレンジしてみようかな。
ニックネーム 三森紘子 at 18:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2007年01月09日

をんなひとり旅への野望

ひとりたび

風邪をひいてしまいました。

予防しててもひく時はひく…。
こじらせる前にさっさと治すぜ!と、早々に病院で薬をもらってきた。
ついでに本屋で、旅行熱ももらってきた。


最近、一人旅が気になる。
元々、旅行はしない方だった。
遠出が嫌いなうえに、家で本を読んでいれば幸せという生粋のインドア派なので、自分から旅行の計画をたてることはまずない。
たいてい、言い出しっぺの人の計画に丸乗りする形だ。

でも、一人でお出かけするのは好きだ。
誰かと出かけるときの楽しさとはまた違う、一人の楽しみがある。
わりと相手にいらぬ気をつかってしまう方なので、一人のほうが気が楽っちゃあ楽なのだ。

あぁ、一人旅に行ってみたい。
見知らぬ町にちょっとびびりながら、自分の行きたいところだけをあちこち渡り歩いてみたい。
交通手段は新幹線がいい。
窓の外を見ながら駅弁を食べるのである。
その地の観光スポットはもちろん、美術館・博物館、できれば図書館とか本屋にも寄りたい。
ふと見つけた、かわいい雑貨屋さんやおしゃれなカフェにも行ってみる。
宿はできれば温泉のあるところがいい。
がんばって早起きして、朝風呂に入ったり散歩したりするのだ。
夢(というか妄想)は広がる。

3月で今の会社を辞めることになっているので、次の仕事が決まるまでの間、旅行オフシーズンのうちに行ってこようか。
最初は不安なので、近場の関西圏あたりで。
まぁ、その頃旅行にいけるだけの甲斐性があったらの話だけど…
それどころじゃないかもしれないしな。


「150pライフ。」「ひとりぐらしも5年め」などのコミックエッセイでおなじみ、たかぎなおこさんの「ひとりたび1年生」は、私のような小心者だけど一人旅してみたい人間が読むと、とっても勇気づけられる。
この本の中に載っている旅先で、行ってみたいのは岩手県の花巻温泉だ。
宮沢賢治記念館に行きたい。
あと、三重県もいいな。
小学校の修学旅行のときのコースでもう一度まわってみたい。


風邪の薬が効いてきたのか、文章にまったく脈絡がない。
ちゃんとした文章を考えられない…
これはもう寝ろということなのですね。
逆らうのはやめて寝ます。
ニックネーム 三森紘子 at 23:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画・は行

2007年01月08日

椎名軽穂「君に届け」1〜2巻を買った。

君に届け
少女漫画なので花を添えてみる


買おうかどうしようか、ずーっとずーっとずーっと悩んでいた「君に届け」を、ようやく買った。
あぁ買ってよかった。ていうかもっと早く買やあよかった。

何なの、このステキな漫画!
1巻だけ買って読んで、あまりのおもしろさに待ちきれず、その日のうちに2巻を買いに走った。
今度は3巻が待ちきれない。
2巻の最後の方とかは、もうポロッポロ ポロッポロ涙が出た。
きれいな涙を流させてくれて、ありがとうございます。

貞子が…じゃない、爽子がほんっとに可愛くて可愛くて、ギャグ顔も普通顔も可愛くて、この気持ちをどこにぶつけたらいいんだろう…。
風早くんと一緒に、「がんばれ、がんばれ」と応援しながら読んでいた。
あと、矢野さんと吉田さんがすごくいい……とっても誠実で魅力的な人たちだと思う。


あぁ買ってよかった(2回目)。
ニックネーム 三森紘子 at 00:09| Comment(4) | TrackBack(0) | 漫画・か行

2007年01月07日

忘れられない思い出になるんでしょう 〜望月花梨「スイッチ」全2巻

スイッチ
望月花梨の漫画の中では一番メジャーというか、一般受けするであろう作品。
実際に本屋で平台に置かれているのも見かけたし、知名度は他のより高いんじゃないだろうか。


内容は、少女漫画では王道ともいえる、教師と生徒の恋愛ものである。
先生に好かれたことのない絅と、初めて絅のことをわかってくれた英語教師・広田。
最初は苦手だと思っていたのに、いつのまにか広田のことを好きになっている絅。

大雪で休校になった教室で、広田が絅一人のために授業をするシーンが好き。

そのうち二人は両思いになるのだが、学校に二人の関係がばれそうになってさあ大変、なんてことは起きたりはしない。
でも、恋敵は現れる。
絅に想いをよせる、つり目の自己チュー・木暮くんである(この人の描く目つきの悪いキャラクターがなんか好き)。
彼によってばらされそうになる危機はあったりするが、基本的にみんな善人なので大丈夫だ。


この漫画のよいところは、ラブシーンをはっきりと描かないところだ、と勝手に思っている。
だって想像できるから。
描かれないぶん、その時間の濃密さを感じることができる気がする。


それにしても、絅ちゃんは可愛いな…。行動から何から。
こんな子に好かれたら、そりゃあ嬉しいだろうよ。
木暮くんも、報われないけど個人的にはすごく好きだ。がんばれ青少年。


それから、2巻の一番最後の見開きのイラスト。
さ…最高!!作者様はよくわかってらっしゃる!
私は、望月花梨の描く絵が本当に好きなようだ。
ニックネーム 三森紘子 at 00:41| Comment(0) | TrackBack(1) | 漫画・さ行

2007年01月06日

今日のできごと 〜熱唱編

七草
幸運を呼ぶアイテム


昨夜の「仮装大賞」と「日本人が選ぶ100人の天才」を観て、ところどころ何故か泣いてしまったのだが、どこか精神が弱っているのだろうか。
いや、でも手塚治虫の最期は泣きどころだったと思う。



友人2人とカラオケへ行く。

今回の目玉は何だったかというと、友人A(♀)の歌った、シャ乱Qの「いいわけ」である。
Aは大学で声楽をやっていたので発声が素晴らしく、無駄に上手い(あ、ごめん、無駄とか言って。本当はうらやましいです)。
それで軽く物まねしつつ歌ってくれたので、腹の皮がよじれるくらい笑かしてもらった。
私らぐらいの年代が盛り上がるには、シャ乱Qは格好の懐メロだなぁ。
イントロが鳴り始めるだけで心が騒ぎます。

私はというと、定石通り椎名林檎を歌っては悦に入り、ボニーピンクを歌っては失敗し、という感じだった。
あるいは、地声はあきらめて裏声でのジュディマリなど。
ボニーピンクは本当に歌が上手いんだなーと思った。
さらっと歌ってるように聞こえるのに実はすごく歌いにくい曲だ。
歌に込める思いと心意気だけは私にもあるのだが、いかんせん喉がついていかない。
椎名林檎については、自分に歌える曲と歌えない曲が何なのか充分わかっているので、歌える曲だけを選ぶ。
かっこよくて好きなのに、歌えないんだよな…「歌舞伎」とか。


それから、新京極の服屋さんをのぞくなどしたのち、友人Bが「食べたい!」と主張したロンドン焼をそれぞれ一個ずつ買って食べる。
一口食べたときの、Bの満面の笑みが忘れられない。
おいしいものとは、こんなにも人を幸せにするものなのかと思った。


帰りにスーパーに寄って、七草(フリーズドライ)を買った。
実家でもらった餅(手作り♪)もあるし、これで明日は無事七草粥が食べられる。
何かの星座占いによると、私のラッキーアイテムは「七草粥」だそうなので。
…そうそう食べるものでもないんですが、ラッキーアイテムと言われても…。
ニックネーム 三森紘子 at 21:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記とか

2007年01月05日

どうかな、河崎? 〜伊坂幸太郎「アヒルと鴨のコインロッカー」

アヒルと鴨
読んだのは二回目。
面白かった。本当に面白かった。


何年か前に図書館で手に取ったのが、最初だった。
ヘンなタイトル、どういう意味だろう?と興味を持ったのが一つ。
あらすじ紹介に、「悪魔めいた長身の青年」とあるのを見て、ほほう、一体どんな青年じゃろかと気になったのが一つ。
という非常にしょうもない理由から読み始めたのだが、それが伊坂ワールドへとどっぷりはまっていく道の序章であったのだった。


大学へ通うためアパートに引っ越してきた椎名は、隣人の河崎と名乗る青年に出会う。
彼は唐突に「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてくる……という、現在の話。
それから、琴美、ブータン人のドルジ、河崎がペット殺しの犯人グループに迫る、今から2年前の話。
現在の話と2年前の話が、交互に語られる。
この構成が、とても効果的だ。

読みすすめて行くうちに無意識に積もっていく、気づかないほどかすかな違和感の理由が終盤で明かされる。
思わず最初の方に戻って、パラパラ読み直したくなる。
すごいなー。見事だなぁ。と感心することしきり。

伊坂幸太郎の小説の、徹底的に張り巡らされた伏線と、フレーズの繰り返しによってそれが効いてくるさまは、読んでいて本当に気持ちがいい。

ラスト辺りは、軽く武者震いしながら読んでいた(端から見たら完全にあぶない人だ)。
ドルジの、河崎の、琴美の、それぞれの思いを想像すると、胸がきゅっと締め付けられるようだった。かなしい、というのともちょっと違う。せつない、というのに、ちょっと当てはまる。

そういえば、これも初読のとき、ボブ・ディランのCDを試聴しにCDショップへ行ったんだった。
なぜなら、作中で彼の曲が重要な役割を果たすからだ。つくづく影響されやすい。
映画では流れるだろうから、いっぱい聴くことができるだろう。

でも…これを、どうやって映画にするんだろう?
まったくこの話のままで、というのは無理だろうから、原作とは少し違うものになるんだろうけど、それにしたって難しそうだ。
うーん、どんななんだろう。


あー、それにしても面白かったなぁ!幸せ。
ニックネーム 三森紘子 at 22:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 活字・伊坂幸太郎

2007年01月04日

明日のために働こう 〜工藤ノリコ「がんばれ!ワンワンちゃん」1〜2巻

ワンワンちゃん
工藤ノリコは元々は絵本作家だ。
見てると幸せになるフォルムのキャラクター陣がすごく好きで、絵本もよく立ち読みしている(買えよ)。
求人情報誌に連載していた4コマ漫画が一冊の本にまとまったのが、この「がんばれ!ワンワンちゃん」である。


ワンワンちゃんはとにかく働き者で、いろんな職場を転々としている(ということは、長続きしていないということなのだが、そこは気にせず)。
求人誌に載っていたので、大体がお仕事ネタだが、だんだんと彼等の日常にもスポットが当てられてくる。

しゃべるロボット、マーミーちゃん(たぶんファービーがモデル)を養いながらの生活だから、働けど働けどわが暮らし楽にならざり…という苦労人のワンワンちゃんである。
毎日マーミーちゃんの世話で大変だけど、時々は感謝の気持ちを伝えられて、ジーンときたりもしている。
オスなのに、母親の気質さえも備えているワンワンちゃんは、向かうところ敵なしといえよう。
ちなみにマーミーちゃんもどうやら男の子らしいが、カワイイのでその事実をよく忘れる。



1、2巻と持っているのだが、ネットで検索してみたら、どうやらワンワンちゃんの新作がとっくに発売されているみたいだ。
か、買わなくちゃ!本屋に探しに行かなくちゃ!
明日から仕事だけど、ワンワンちゃんを見習って私もがんばるよ!
ニックネーム 三森紘子 at 22:59| Comment(0) | TrackBack(1) | 漫画・か行

映画「インストール」をTVで観た。

テレビでやってたので観た。
綿矢りさのデビュー作が原作で、女子高生と男子小学生が二人でエロチャットのバイトをやる話である。

中村七之助が高校生の役をしてて、しかもハマってた。
あーこりゃ教師とつきあってそうだわ!という感じ。

上戸彩は特別好きでも嫌いでもないけど、遊女の格好(着物)がかわいかった。
悪ノリしていく無軌道な感じ(寝起きドッキリやったりとか)がよかったと思う。
ス○トロ趣味の男をわざわざ想像しなくても!ってとこが面白かった。


今より幼い神木隆之介くんがかわいい。
この子の顔は、強い個性がないぶん、万人の好みにフィットするのではないだろうか。
すました小学生の演技より、年相応にキャッキャはしゃいでるときの方が魅力的。
あと、上戸彩のおっぱい触れてよかったね☆

原作では多分、触るシーンはなかった…と、思うのだが(昔のことなのでうろ覚え)、自然な流れだと思った。
普通に考えて、やっぱりそうなるだろうな…と。
これが性別逆だと、一気に犯罪のにおいがしてくるが…なぜでしょう。


個人的には、映画館まで行くほどではないかな…
テレビでいいやという感じだった。
でも、一気に観てしまうくらいには面白かった。
ニックネーム 三森紘子 at 13:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2007年01月03日

カリンエキス摂取 〜望月花梨2品

お賽銭が、賽銭箱に入らずに跳ね返ってきた。
…わぁ〜、幸先い〜い……


実家にいる間に、置いてきた望月花梨の漫画を読み返していた。
全部読めなかったのは、先に「花とみつばち」を読んでいて最終巻だけ見つからず、探すのに時間がかかったからだ(結局見つからなかった。小松とサクラの結末をもう一度読みたかったのに…)



・望月花梨「チョコレート ダイアリィ」

このコミックスに収録されている「クロルカルキ」の雑誌掲載時が、初めて読んだ望月花梨の作品だった。

クロルカルキとは、プールに入ってる塩素消毒剤のことだ。
プールの匂いと共によみがえる、ひと夏の記憶の話。
兄とその友人・川崎を、弟の視点から描いている。
それにしても、セミが服の中に入って云々、というくだりは、エロティシズムの極致だと思う。望月花梨の話になるとえろの話ばかりしているが、えろいんだから仕方がない。

雑誌で読んだときは作者名も意識してなかったけど、こうやってまたコミックスで出会えたということは、相当印象に残っていたんだろう。


表題作「チョコレートダイアリィ」と「台風ポピー」は、わりとサラッと読めた。
「台風ポピー」ってすごいネーミングセンスだな。

「とげ」は前後編。若干消化不良な感がある(作者もあとがきで書いてる)。
でも、ラストのこのすっきりしない感じはすごく好き。



・望月花梨「裸足めぐり」

初めて買った望月花梨コミックス。(出版順としては5作目)
表紙とタイトルにひかれて手にとった。
読んでみると、あんまりタイトルと内容は関係がない。イメージ先行な感じかなぁ。

三部作の中で一番好きのは、2番目の友達の話。
ともだち…いくつになっても、難しくて、頭を悩ませて、かけがえのない大切なものです。

お亀様の存在感があまり発揮されないまま終わっているので、もうちょっと話を続けられたんじゃないだろうか。



読み返してみて思ったのは、より強く記憶に残っている作品というのは、楽しい話よりも、読んでて痛みを伴う話の方なんだなぁということだ。
(望月花梨の漫画に限っての話)
いまでも思い出すたびにチクリと胸を刺す、幼かったがゆえの失敗や間違いへの後悔と同じように。




今日からまた、一人暮らしのマンションに戻ってきた。
送ってきてくれた父と母が去ると、六畳の部屋がなぜかがらんとして広く見える。
寂しいよぅ、お父ちゃんお母ちゃーん。
多分、明日の朝には1人の気安さに慣れているだろうが、長いこと実家に帰っていると離れがたくなってしまうみたいだ。
ニックネーム 三森紘子 at 21:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画・た行

2007年01月02日

今日のできごと 〜初夢編


せっかく初夢を見たので、記録しておこうと思う。
前半部分は記憶にないが、後半部分は珍しく覚えていた。



まず、舞台は母方の実家だった。
そこでなぜか「ゲゲゲの鬼太郎」の映画撮影が行われている。
インパクトのある役者さんたちが、顔見せかファッションショーのように、現れては去っていく。
私は座敷のはじっこで、すごいなーと思いながら見ていた。
その中にはオダギリジョーもいて、何か苦悩する演技をしながら、音もなく引き戸を閉めて出ていった。

気がつくと、家の中には私以外誰もいなくなった。
昼間のはずなのに、窓の外や襖の隙間はすごく暗くて何も見えない。
不思議と怖くはなかったが、いつまで待っても誰も出てこないので、しょうがないから帰ろうと支度を始めた。

この辺りから、次第に私は私でなくなり、映画の中の主人公(多分オダギリジョー)と同化を始める。
舞台も、現実の実家ではなく、映画のセットとしての家になっている。

帰ろうとするのだが、主人公は忘れていた大事なことを思い出す。
それは、子ども時代を一緒に過ごした親友のことである。
この家には、彼の思念?のようなものが残っている。
「○○!俺を怒ってるんだろう?」
主人公は親友の名を呼ぶ。

途端、映画のストーリーは子ども時代へとさかのぼる。
過去の記憶が溢れだす、という設定らしい。
「鬼太郎」に出てくる妖怪たちや、なぜかドラミちゃんと一緒に過ごしたファンタジックでスペクタクルな日々が、徹底的に作りこまれたCGと実写との融合で描かれる。
ああ、なんで俺は、こんな大切なことを忘れていたんだろう…




…というところで、目が覚めた。
確かに今日は母方の実家に年始参りに行くことになっていたし、「ゲゲゲの鬼太郎映画化かよ〜!?」とも思っていたし、オダギリジョー主演の「ゆれる」が気になっていたし、ドラえもんのことだって考えていたけど、何だってこんなふうにリミックスされてしまうのか。
私の見る夢によく出てくる「焦燥感」がこの夢には感じられなかったのがめずらしかった。(というか、普段どんだけ追い詰められてるんだという話ですね。怖いので夢判断などしないでください。)
途中から映画の主人公と同化するあたり、フィクションに毒されていることが伺える。

ひとつ気になったのが、卒業後まったく交流のない同級生が、ちらっと出てきたことだ。
彼女は今ごろ何をしているんだろうか…
連絡しようにも、アドレスすら知らねえ〜。



そして今日は、予定どおり母方の実家へ行ってきた。初夢は正夢に。
いとこの子ども(2歳と1歳)を見て非常になごんだ。
どうしてこんな小さな身体で、小さな指で小さな足で生きているんだろう?と思う。
ニックネーム 三森紘子 at 22:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記とか

2007年01月01日

タップを踏むように 〜伊坂幸太郎「重力ピエロ」


新年あけましておめでとうございます。
よい一年でありますように。



記念すべき2007年最初の感想文は、単に再読したばかりだという理由で「重力ピエロ」にいたします。



伊坂幸太郎は兄弟を書くのが好きみたいだ。
「重力ピエロ」にも、かっこいい兄弟が出てくる。
兄弟だけでなく、その父親や母親もかっこいい。
「かっこいい」というのは、最高の賛辞だと思う。
「格好」が「良い」、つまり生きる姿勢のステキさを誉める言葉なのだ、本来は。


兄の泉水と、弟の春はごく普通の、仲の良い兄弟。
母はすでに他界している。
父は癌で入院中。
それでも幸せな家族の過去には、消すことのできない出来事があった。


伊坂幸太郎は、善なる者を信じているのと同じくらいの強さで、悪の存在を信じているように思う。
自分が善だと言い切れるはずもないけれど、それでも、打ちのめされるしかないような圧倒的な悪意がこの世に存在することを。
けれど春や泉水は、それにただ打ちのめされることはしない。
それぞれのやり方で、対決しようとする。


兄弟と父親が、病室にて三人でローランド・カークのCDを聞くシーンを追体験したくて、CDショップに行ってみた。
ローランド・カークとは、盲目のジャズ奏者。
作中に出てきた「Volunteered Slavery」は残念ながら見つからなかったので、他タイトルのアルバムを買って帰った。
聴くとすごく良くって、春の言葉をふと思い出した。


「本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだよ」
「重いものを背負いながら、タップを踏むように」
「ピエロが空中ブランコから飛ぶ時、みんな重力のことを忘れているんだ」
(途中地の文略)



読み終えて、この家族が大好きだと思えた。
本当にみんな格好いい。
胸を奮わせるこの感じをわかりやすい言葉でいうなら、「感動」ということなんだろう。
でも、他に何かいい言葉があるような気がする。それが何かは今のところわからないけれども。


文庫版には解説がついていて、これもなかなか面白かった。
私はあとがきや解説を先に読んでしまう方なのだが、解説にもピンキリがあるな…と思う。
どういう基準で選ばれた人が書いているんだろうか?
ニックネーム 三森紘子 at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 活字・伊坂幸太郎