
アハハハハ、買っちまったヨ。ハハハハ。
(西森漫画はカタカナ表記が多いですね)
<これまでのあらすじ>
ある日の漫画喫茶で「道士郎でござる」を手に取った私こと三森紘子は、巻数が揃っていないことにムカツキながらもハマる。漫画喫茶を出た後も気になって気になって、会社でフラフラとネット検索する始末。(ネットサーフィンしてたら健助殿萌え同盟とかいうサイトを見つけてビビりました。なんとなく怖くて覗けませんでした。)ついに会社帰りにブッ○オフに直行するが3冊しか揃わず、結局残りを新刊で集めるも、最終刊だけが置いてなくて買うことができなかったのであった。
「本物の武士」桐柳道士郎が、アメリカから日本に帰ってきたことで起こる騒動を描いた、(基本)ギャグ漫画。
道士郎に、なりゆきで「主君」と崇められる羽目になった、普通の高校生・健助(人呼んで健助殿)を皮切りに、
サータンこと早乙女(本名は前島。早乙女は道士郎と交わした魂の名)、
エリタンこと白瀬エリカ、
サトチン、細ヤン、池ちゃん、ポックル仲田、ユリッペに達吉、あと芝やんもかな、仲間はどんどん増えていきます。
(こっそり)芝やん…君はもしかして、好きな子をいじめるというアレなのかい…?
このネーミングセンスが何だか好きなのだ。
「早乙女」を「サータン」って…しかもあんなゴツイゴリさんに対してつけるあだ名か…?
道士郎というぶっとんだキャラがいろんなことをやらかしていく、それだけのギャグ漫画かと思って読み始めると、後々の展開にちょっとびっくり。
でも最初は確かにそんな感じなのだ。
健助は、はじめ道士郎に驚いてるばかりの存在だし。
噂をピーチクさえずる女の子ギャラリーもいたけど、途中からは消えた。
キャラクターを「持ち上げておいて」「落とす」というのが、西森漫画の持ち味のひとつだと勝手に思っていて、そこが可笑しさにつながってもいるのだが、この作品ではちょっと趣きが違う?と思った。
(「今日から俺は」は読んだけど「天使な小生意気」はしっかり読んでないので、はっきりしたことは言えないんだけど)
武士の名言もいっぱい出てくる。もちろん他のキャラのも。
「道士郎語録」とかうっかり作ってみたくなる。
何だかんだで、悪ガキ中学生やヒッキーを更正させちゃってるし。
ギャグとはいえ、こんな武士が今の日本にいればなぁ、と結構本気で思ってしまう。
一番笑ったのは「伝統千年の健助殿の話」とか、「健助魔族説」のくだり。
顔に似合わずファンタジックな妄想をする池ちゃんが好き。この子が出てくるといつも笑かされる。
あとは、道士郎が押し入れに潜んでた場面でめちゃんこ笑った。アリエネー!
この笑いのセンスも好きだし、実は絵も結構好きかも。
よく出てくる、「斜め後ろ45度から見た驚いた顔」がすごい好き。
飛び出そうな目玉と、あんぐり開いた口ばかりが強調されたアレです。
ギャグ絵はシリアス絵とのギャップが激しくて、かわいい。
中学の頃、「今日から俺は」が流行っていた頃に、よくまねっこして三橋や伊藤ちゃん(※ギャグバージョン)を落書きしていたなぁ。
卑怯者を許さない道士郎と三橋が出会ったらどうなるのか、想像すると面白い。
何となく三橋が口で上手く丸め込みそうだ…。
それから、最初は気づかなかったけど、裏表紙が続き物になってるんだ。
この漫画の主人公は誰が何と言おうと健助です。
健助がいかに良い漢であるか、言葉を尽くして語りたいが、うまくまとまりません。
しかもめちゃめちゃ長くなりそうです。
まとまったらまた書こうと思います。
一つのキャラクターに対して、こんなに思い入れが強くなるなんてなぁ…
それにしても、不良のバリエーションが豊か豊か。
いろんなやつが出てくるな。