2007年09月30日

この足で駈けてゆく 〜雪乃紗衣「彩雲国物語」四〜六冊目

0930

「想いは遙かなる茶都へ」
「漆黒の月の宴」
「朱にまじわれば紅」
ちゃくちゃくと読み進んでおります。


州牧に任命され、赴任先の茶州へと向かう秀麗ご一行。
ワケありまくりの旅が順調に進むはずもなく、あいつぐ苦難に見舞われる。
でもそこはそれ、そんなことでへこたれるような人たちではないので、ある意味安心して読める…のかも。


うっかり涙腺がゆるんでしまいました。電車内だったので危なかった。
具体的にいうと、春姫と克洵の再会シーン、それから克洵の決意のシーン。
克洵が克洵であり続ける限り、きっと茶家は間違った方向に行ってしまいはしないでしょう。
そして春姫が克洵の傍にいる以上、克洵は自分を見失うことはない。


秀麗は勿論のこと、春姫といい香鈴といい英姫といい、女性陣の強さ、ゆるぎなさ、高潔さには頭が下がります。
こんな女性たちに愛される男は幸せ者だよまったくもう。
存分に尻にしかれるがよい。


義賊「茶州の禿鷹」の二人がまた登場してくれてうれしい。
そうか…翔琳と影月は同い年なのかぁ…うふふふ。背、伸びたのかぁ。
どうして由羅カイリ先生は義賊二人の出てくる場面の挿絵を描いてくれないのかしら!
↑と思ってたら、何冊か先で描いてくれていたので狂喜乱舞しました。(私は挿絵を先に全部見ちゃう派です)
読むのがたーのしみ!


若様はまさかああなるとは…
なんというか、哀しい人だなぁと思った。同情はできないけど。
秀麗の対応が男前でカッコよかった。


「朱にまじわれば紅」は外伝的な短編集で、私のお気に入りの絳攸や胡蝶ねえさんが活躍しているのでホクホクでした。
しきりに饅頭が食べたくなって困っちゃいました。もちろん秀麗のつくった美味しそうなやつに限ります。


王様の恋はいつになったら成就するんだろう。
ライバル多すぎにも程があるだろ。



一〜三冊目の感想はこちら
ニックネーム 三森紘子 at 15:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 活字・さ行

2007年09月29日

よい夢を  〜びっけ「獏〜BAKU〜」1・2巻

0929

最近漫画を買いすぎている気がするが、いつものことと言えばいつものことである。


前に表紙買いをした「真空融接」がなかなか良かったので、こちらも発売と同時に買ってみました。
もうなんていうかやっぱり一番のツボは絵です。
私にとっては、じっと眺めているとだんだん呼吸が早くなっていく類いの絵なのです。(ニュアンスを察して頂けるとありがたい)


人間の悪夢を喰って糧とする、「獏」と呼ばれる一族と、その獏が手下として従える「夢人」。
反対に、人間に悪夢を見せて弱らせ、その魂を食らう「夢魔」。
獏と夢魔は長い年月の間対立を続けている。


「獏」の中でも三強に入るほど強い力を持った少年(実際は何百歳)のリンと、その「夢人」であるネオンとセレン。
元々は人間だった者を「獏」が術を使って手下にしたのが「夢人」であり、「夢人」は自分の仕える「獏」の力をやがては引き継ぎ、新たな「獏」の後継者となる。
「夢人」になると、人間だった頃の記憶は消え、術が解除されるときまで戻ってこない。
瀕死の状態で倒れていた人間のネオンを、リンが「夢人」にする場面から物語はスタートする。


…とまぁ、非常に魅力的な設定なのだけど、それをモノローグの文章でズラズラッと最初に説明してしまうのは、あまり洗練されたやり方ではないなぁと思った。
説明的だと感じさせず、読者に設定をすんなり理解させられるような描き方の工夫ができていれば、もっと良くなったのにな。
話は面白いんだからもったいない。
人物の描き分けが甘い(アレ?同じ顔が何人も…)ところも欠点だとは思いますが、まだそこらへんは許せちゃいます。
何しろこの絵が好きなんで!


カフェの話が一番好きだった。
ランドラが可愛いくて。ありがちな話だけどハッピーエンドになってよかった。
2巻の最後は不穏な感じで終わっているし、リンやランタナムの過去や夢魔との対決の行方など、謎な部分が残っているので続きが気になります。


当初の予感どおり、ネオンが一番のひいきキャラになりました(惚れっぽくてちょっとお馬鹿)。
それからロデオス様! 個々のパーツはどう見ても女性なのに、これほどまでに男装が似合うなんて(うっとり)。
アルメンは男の子かなー、女の子かなー。
女の子希望だけど、セレンが何も言わないところをみると男の子かなー。


表紙を見てビビッと来た人、それからリボンに半ズボン姿の少年が好きな人にはオススメかと。
え? 私? 言わずもがなでしょう。
ニックネーム 三森紘子 at 21:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画・は行

2007年09月28日

ワンノブゼムじゃ 〜大ハシ正ヤ「もう俺、ハエでいいや」2巻

0928

レジでちょっとびっくりしたけど、この本B6なのに780円ぐらいするのか。1巻もそんな高かったっけ?
またもやムダに(?)きらびやかな装丁、用途不明のネタシールも付いた、豪華な2巻です。


1巻のときもそうでしたが、この漫画、1回めに読むときはさらーっと素通りしてしまうんだよな。
1ページ1コマだから、他の漫画に比べて読み終わるスピードも速いし、そこまで心に残ることもない。
でも2回めからはいつも、じわじわ来ちゃってたまらないのです。
ほんとにつかみどころがなくって不思議な作品。


大ハシさんは実はすごくハイセンスな人なんじゃないかと思う。
文章の言い回しといい言葉選びといい、考え抜いてやってるとしてもすごいし、考えずにやってるんならもっとすごい。
連作「まぐれで設定できて〜」シリーズや「自作の歌を練習中熱が入り、オーディエンスと一体になったとこを母に見られる」とか、あげてったらキリがないけどその才能分けてほしいや。
それから、空に顔のアップを浮かべる演出は笑っちゃってしょうがないのでたまにしかやらないでほしい。


1巻の帯で紹介されていた「ホームで駅弁を食べ始めていた夫に綺麗な二度見」が、2巻にはちゃんと収録されていたのでうれしい。
やっぱこれが一番好き!
二度見をするおばあさんの首の角度がほんと秀逸で!
頭の中で勝手にアニメーションとして動かし、一人ほくそえんでいます。


あと、「さっき何気に食べたのがラスイチだった時の尻切れ感」がすごい「あるあるある」でした。
お菓子とか、不透明のパッケージに入ってるタイプのものはついつい無造作に食べちゃうよな。
そんで、まだあると思って手をのばしたけどそこには何も掴めなかったときの哀しさ。
それから、私も紙ガムテより布ガムテのほうが好きだ。ビッと千切ったときの爽快感が…違う。


これからも、「ワンノブゼム」の気持ちを忘れずにいきたいと思います。



パソコンの調子が宜しくなく、起動するのにえらい時間をくってしまいます。
待ってるだけで疲れる…
加えて、紙の端でスパーッと切ってしまった右手中指が化膿してきて痛いので、キーボードを打つのに違和感が。
それにああ、何だかとっても眠いんだ。



1巻の感想はこちら
ニックネーム 三森紘子 at 23:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画・ま行

2007年09月26日

肝を冷やしたこととか林檎語りとか

ようやく秋服を着たい気候になってまいりました。
今日は心臓に悪いことがあったのでそれについて書きます。


お金を下ろしたかったのだけど、いつもの銀行まで行くのが面倒だったので、うちのすぐ前にある郵便局のATMで、ゆう○ょからお金を引き出そうと思ったのでした。
通常はし○きんばっかり使ってるので、こっちの預金はほったらかしだったな〜と思いながら、金額を入力。
出てきた明細票をふと見ると、残高金額に「−」の表示が。


ん。
えーっと…
あれ、貸付…?
確か実家暮らしのときに貯めてた○十万円が入ってたはず。
マイナス?
えええ!?


すわカード犯罪かと血の気が引き、すぐにうちへ取って返して通帳を確認する。
そしたら4月にごっそり引き出されているー!!
何これ私覚えなーい!? とパニックに陥りそうになったが、落ち着いてよくよく確かめてみると、「定額貯金預入明細」の欄に金額の記載が。


あ。
そうだった。
こっちのお金は、春にまとめて定期預金に入れてたんだった。
あーびっくりした! あーびっくりした!
知らぬ間にカードの情報抜き取られて、誰かにお金引き出されたのかと一瞬思ってしまった!
うん、そうそう、そうね。定期入れてたよ私。ああよかった〜☆

……


今度ばかりは、自分の頭はもうダメなのじゃないかと絶望しそうになりました。
自分で定期入れといて…
それを忘れるとかヤバすぎるだろ…
何年も前ならまだしも、たかだか半年前のことなのに…
ハァ…



さあ、そんな「三森紘子はアホだった」話はもうおいといて。
東京事変の最新アルバム「娯楽(バラエティ)」が発売されました!
ああ、うれしい。大変興奮気味である。はあはあ。

0926

タイトルにふさわしい、バラエティに富んだ内容の13曲を収録!
愉しすぎて時を忘れる! 林檎ちゃん最高!
以下、曲ごとの感想というか与太話です。
お唄の感想って難しい!

続きを読む
ニックネーム 三森紘子 at 22:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記とか

2007年09月25日

君の笑顔を守りたい 〜武富智「この恋は実らない」2巻

0925

またまた可愛らしい表紙。バックに散りばめられた割れたハートのモチーフがなんともいえずシュールです。
百合子さんの魅力全開な2巻!


ゆっくりゆっくりだけど、少しずつ距離を縮め、恋心を育てていく輝と百合子。
だがしかしついに、百合子さん側の事情が明かされる。
なんと、親が作った借金の肩代わりと引き換えに、さる資産家の息子の元へ嫁ぐことが決まっているというのです。
だからもう、終わりにしなければならない。
そう、百合子さんは輝に告げる。


なんという大時代メロドラマ的展開。
ああ、あああ、百合子さん。


冒頭の百合子さんの台詞「輝さんの におい!」で、もう早速ノックアウトされてしまったのを皮切りに。
男の部屋が珍しくってウロウロする百合子さん、輝に恋人がいないと聞いて密かにガッツポーズをする百合子さん、ヤキイモ抱えて弾けんばかりの笑顔で駆け寄ってくる百合子さん、誤って池に落ちる(!)百合子さん、そしていつかする恋を夢見ていた十七歳の頃の百合子さん…
私、貴女のその笑顔を守るためなら、どんなことだってする…!
同性の私をもそんな気持ちにさせてしまう百合子さんは、本当に素晴らしい大和撫子です。


百合子さんのような女性が何だって輝みたいな男のことを好きになったのかいまだにわからないけど、それで百合子さんの笑顔が見られるのなら、添わせてあげたい。
輝がんばれよお前! お前のがんばりにかかってんだから!
正直輝のことは好きにはなれないが、百合子さんに恋してる輝のことは結構好きだったりするんだ。
髪を切ってくれたらもうちょっと好きになれるかもしれない。


諸々のいきさつがあって、百合子さんの家の借金(十億!)の返済のため、「春を売る」ことになった輝。
元々ヤリピー男だったのでそれほど悲愴感はないけど、一日5、6人×一年間って…いくらなんでも死んでしまうんじゃないか?
いけるのか? 楽勝なのか?
百合子さんだけ、と決めた途端にこんな状況に。皮肉だ。


それにしても桃子の裸体はいかがわしい…。
百合子さんの清楚さとの対比がすごい。


実らない恋の行方を、追い続けなければならない切なさよ。
けれど、たとえ実りはなくとも、美しい花を咲かせることはできるハズ。
そう信じて、続刊を待ちます。
武富智は策士だ。



1巻の感想はこちら
ニックネーム 三森紘子 at 23:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画・か行

2007年09月24日

活劇の幕は開いた 〜藤田和日郎「黒博物館 スプリンガルド」

0924

…藤田先生の新刊! きゃっほーう!
つや消しの、重厚な書物を思わせる装丁が書店の棚でも異彩を放つ。帯も凝ってる。
わくわくが止まらなくって、読み始める前からなでたりさすったり眺めたり、楽しませていただきました。


舞台は19世紀のロンドン。
犯罪捜査の証拠品が収められているという「黒博物館(ブラック・ミュージアム)」で、学芸員(キュレーター)に案内されたどり着いた場所。
そこに展示されていたのは、かつて巷を騒がせた怪人「バネ足ジャック」の左足だった。


それを見学に来た男の口から語られる、バネ足ジャックについての話。
バネ足ジャックとは何者だったのか。いかにして現れ、いかにして退場したか。
放蕩貴族の青年、腕っ節の強い警部、機械工学の天才、そして芯の強く美しい一人の女性。
謎の怪人、連続殺人、事件の裏に隠された切ない片思い。
役者は揃った。お膳立ては整った。
あとはただ、藤田和日郎の紡ぎ出す夢に酔いしれればいい。


藤田先生の漫画を読むといつも、観客席に座ってお芝居を観ているような気持ちになります。
それも昼日中ではない、夜に上演されるのがふさわしい極上の演目です。
藤田先生自身も、そういう芝居がかったのが好きで、わざとしてるんだと思う。
照明が落ちて、真っ暗な中でこれから始まる面白い出来事をどきどきわくわくしながら待つあの昂楊感。
幕が上がってからは、大団円まで、幕が下りるその瞬間まで、とにかく楽しむだけです。


バネ足ジャックが、とにかく格好いいんだよなぁ…
何でもロンドンに実在した都市伝説だそうで、犯人のモデルもいるということで。すげえなぁロンドン。
ロッケンフィールド警部も素敵だ。
フランシス・ボーモンの狂気の形相も好きだ。藤田先生の描くこういうキャラクターって、何というかほんとに容赦なくヤバい。


「スプリンガルド」の後日談、「マザア・グウス」も収録。
こちらも胸躍るボーイミーツガールなお話で、ラストは幸せな気持ちになる。
マザーグースの詩がすごく効果的に引用されています。私も谷川俊太郎の訳のが好きだな。


このシリーズ、続編があるらしくって嬉しくってたまりません。
案内役の、とおぉっても可愛らしいキュレーターさんにまた会えるのかぁ。
冷たい横顔の美人かと思いきや、あのような茶目っ気のある表情を見せられては虜になるしかない。
「マザア・グウス」ラストページの表情が大好き! もう、大っ好き!


胸をときめかせながら次の新刊を待っております。
藤田先生、また私に極上の夢を見せてください。
ニックネーム 三森紘子 at 22:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画・か行

2007年09月23日

地に足ついた軽やかさ 〜雪乃紗衣「彩雲国物語」一〜三冊目

0923

「はじまりの風は紅く」
「黄金の約束」
「花は紫宮に咲く」


一度は読みたかった、でも長いので手を出しかねていた彩雲国シリーズ。
持つべきものは本好きの友人だ!
いつも本当にありがとう。
シリーズ既刊をごっそりと借りてます。ホクホクです。
全部読破するのに時を要しそうなので、とりあえず3冊分の感想を書きます。


十二国記をもっとライトにしたような感じ?
まあ、そういうふうに比べる行為自体が野暮天なんだけど、最初の印象はそうだった。
冒頭やラストに出てくる、歴史書風の記述にはゾクゾクします。
名ばかりの名家(内情は火の車)のお嬢様・秀麗。舞い込んできた仕事は、「ばかとの」と名高い(?)若き国王の教育係。
そんな事情で出会った二人と、二人の周囲の個性豊かな人々との物語。


三作目の「花は紫宮に咲く」で、ようやく秀麗が念願の官吏になり、話が本格的にスタートしたという感じ。
これからますます面白くなるんだろうな〜。
秀麗の行動や考え方にはハッとさせられることがしばしばで、女性として人間として尊敬しちゃうし、全力で応援したい気持ちでいっぱいだ。
こういう「逆ハーレム状態」な話のヒロインは、やっぱり聡明でないと!
(見た目が十人並みだというところもポイント)


絳攸が最初からお気に入りでした。何がって「超絶方向音痴」なところが最高です。
燕青の飄々として人間ができているところも好き。
あと、玖琅のツンデレ(という言葉はあまり使いたくないけど、一語で表すのにこれほど的確な言葉が他に思いあたらない)なところがたまらない。
劉輝と静蘭は、挿絵でいつも見わけがつかなくて困る。兄弟だから似てて当然なんだけど…長髪の見分けが、苦手で…
それから胡蝶がすっごいかっこよくて惚れました。
心の中でずっと、「胡蝶ねえさーーーん!」と叫んでいた。
どうでもいいけど難しい漢字が多すぎて変換できず、さっきから手書きパッドのお世話になりっぱなしだ…。


作者さんは風呂敷をどこまでも広げる癖があるようで、ちゃんと回収できんのかな? とも思うけど、これだけ続刊が出ているので、そのへんは徐々に明らかになっていくんだろうな。
面白いシリーズが長く続くのはとっても嬉しいけど、その終わりどきというのも間違えずに、終わるときはきっちりと終わってほしいです。


甘甘すぎないラブシーンも好みだったりする。
ラブも気にはなるが、やっぱり秀麗が初の女官吏としてどう成長していくか、劉輝がどのように名君となっていくのかが楽しみで、目が離せない。
さぁとっとと続きを読みましょう。
ニックネーム 三森紘子 at 23:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 活字・さ行

おお振り感想(アフタヌーン2007年11月号)

0923

☆ネタばれご注意☆


24日が祝日なおかげで、ずいぶん早くゲットすることのできたアフタヌーン。
公式発売日にはまだ間がありますが、ガマンできないのですいません語らしてください。


どうなることかと思われた先月号の展開。
さて、今月号。
阿部は…
続きを読む
ニックネーム 三森紘子 at 19:10| Comment(6) | TrackBack(1) | おお振りアフタヌーン感想

2007年09月22日

アニメ「おおきく振りかぶって」22話を観た。

ストーリーは原作そのままだけど、演出の仕方で「あれ、そうくるか」と思うことが多かった22話。
原作とは違う見せ方にチャレンジ、の回ですね。変えなくていいのに…というのはいち原作ファンの独り言。
21話があまりにも素晴らしかったから余計そう思っちゃうんだろう。
さ行こう!


・前回の水谷のナイバッチから
もいっかいナイバッチ水谷ー!
でもここ、BGMが不穏な感じだから桐青側視点に見える。


・8回の裏、桐青の攻撃
守りはあと2回!
桐青応援団のメガホンがめっちゃ動く。


・青木の打席
青木の(あんな半端なスイングで 夏の初戦を締めたくないからな)というモノローグがカッコイイ。
こんなところで終わる気はさらさらないのだ。
ボールを手でコネコネする三橋がかわいくて参った。
この打席は三橋のストレートで三振!


・和さんの打席
きったきた〜!
三橋のまっすぐを攻略しにかかる和さん。
一球一球無駄にせず、考えながら少しずつタイミングを合わせていく。
和さんのストレート狙いに気づいた阿部の最後の配球は…カーブ。
スイングをくずしながらも打ったボールは二遊間?一二塁間?に抜けて、和さん出塁!
(性格が悪いねェ)(まったく捕手向きなヤツだよ)と阿部を評価する和さん。

(でも 結果的に打ったから オレの勝ちだぜ!)

…これだよ。
これを聞きたかったんだー! 和さんの声でー!
年下相手に勝ち誇る和さん!!
してやったりな顔の和さん!!
うほほー!(意味不明)

そんな高校生らしい和さんが好きです。


・本山の打席
エンドラン・バスターでワンナウト一、二塁!
勝負をかけてくる桐青。


・準さんの打席
バント狙いに絞り、打者アウトを取ろうとする阿部。
しかし準さんもバスター! 三塁側の内野を抜ける。
捕れなくても田島はかっこいいぞ一体どうしたことだ。
水谷の「うえっ ホームかよ!」は原作でも好きなシーンだったけど、アニメもすっごい良かった。投げた後の「んっ」ていう声が…良い。

ホームへの返球がタッチの差で間に合わず、さらに走者とのぶつかり合いで阿部がふっとばされて和さんホームイン!
(ブロック甘いぜー)の和さんがまた良くて悶える。
阿部は確かにキャッチャーにしては体重軽いんだよな。この身長でこの体重って、球技やってる男子にしてはだいぶ軽いと思う。
そんな風に思うのは私の身長体重と照らし合わせて考えているからで、あまり詳しく言うと私の体重がバレてしまうのでやめます。
それに、同じ1年の迅と比べても(身長同じなのに)10キロ違うんだもんね?


・山ノ井の打席
スクイズを警戒して、投球と同時に沖ダッシュ。
おっきーのダッシュ良かった。
しかしまたまたヤマさんもバスター! ピッチャー返し。
阿部の怪我を恐れて、バックホームを躊躇ってしまう三橋。
今度はしっかりアウトをとった阿部、怒髪天を衝く勢いで三橋に詰め寄る。

阿部の動きが早すぎてオモシロイとか、田島はなんで三橋の言いたいことがわかるんだよジェスチャーってレベルじゃないぞとか、いろいろ思ったけど何よりもなんでここでこのBGM?
一気にのどかな雰囲気というか、日常に戻っちゃう感じがする。
そっちばっかりに気を取られてしまって、内容が頭に入ってこないので、個人的にはここは無音がよかったな…。

あと、「審判の目を気にして焦る栄口」の描写がなかったのが、ど〜〜〜しても納得いかない。ここだけは納得いかない。
栄口の最も栄口らしい部分なのに!
今からでもいいから、DVD収録前に修正してくれないかな〜。


・前川の打席
気を取り直して、続く前チンの打席は三球三振にとりました。


・笑い合う和さんと準さん
準さんの輝かんばかりの笑顔。
ちょっと! 和さんの笑顔もアップで映してくれ!


・阿部「怒ってねェって!」
(怒ってるよな)(怒ってるよね)と無言で会話をする田島と栄口が笑える。


・次は9回!
ハマちゃんの声も裏返る! 盛り上げてくぞー!
(×ゲームになんかさせねェ!)というかっこいい阿部の決意で次回へと続きます。
次も捕手対決!


・次回予告
千代ちゃんと一緒に「みんな、がんばれーー!!」と叫びたい。
巣山と栄口の手ギューらしきシーンが!
花井と水谷に挟まれた三橋の顔に噴いた。
そして田島の最終打席。楽しみすぎる。


そんで、また来週の放送はお休みって、ありえない。
ガクーンですよ。すごい勢いで肩が落ちますよ。
焦らしプレイはやめてくれ。
木曜に放送してる地域では、もう試合は終わったのですよね。
しばらくニコニコ動画を封印しなければいけない。
やっぱり初見は正規のオンエアじゃないと嫌だなぁと思うので、むちゃくちゃ気になるけど再来週までおとなしく待つぞ。


そういえば、DVDの最終巻には「基本のキホン!」が収録されるという噂を…聞いたの…ですが…。
…ほんとうですか。
それは買うしかない。
「キホン」なしにはおお振りを語れませんからな!
商売上手でやんなっちゃう!


そして今日は不意打ち的に出ていた早売りのアフタヌーンも買えたので、次はその感想です。
と思ったけど、もっとちゃんと読みこんでから書きたいので、明日にします。
ひぐち先生最っ高。
ニックネーム 三森紘子 at 23:25| Comment(0) | TrackBack(0) | おお振りアニメ感想

2007年09月21日

今日のできごと 〜空虚編

今日のできごと:特になし


なんか異様に眠たくて、寝坊したうえに事あるごとに昼寝をしてました。
物思いに耽ってはうたた寝し、うたた寝しては物思いに耽り、だらだらだらだら。
あの本もあの本も読める時間があったのに、と思っても後の祭り。(いや…他にも掃除したりとか、家計簿つけたりとか、食料買い出しに行ったりとか、することは山ほどあるはず)
今日は何もやる気になれない日だったらしいです。


連勤のときより、連休明けの初日のほうがしんどい。
曜日別の統計では、月曜が一番自殺率が高いらしいですな。
なんとなくわかる気がする。


観ながら他のことしようと思って、録画保存しているおお振りアニメを最初のほうから垂れ流していたら結局ガン見。
何も手につきやしない。あきらめて三角座りで鑑賞した。
何回観ても面白すぎてどうしたらいいかわからない。


昨日読み終えた「大延長」の返却期限が今日までだったので、夜になってからようやく外出する決心がつく。
夜歩きだからノーブラでいったろか(ちょっとの時間しか着ないのに洗濯物を増やしたくない)と思ったけど、どう考えてもやばいのでちゃんとつけました。
でも顔はほぼノーメイクで出たらマンションの入り口で住人(♂)とすれ違った。あーあーあ。いつもは人の気配ないのにこんな時だけ。
今宵の月は半円だった。外の空気はいいものです。
体を動かしてやっと気分がシャキッとした気がする。もっと早くそうすればよかったのに。馬鹿者の私。


今日やった建設的なことといえば、洗濯とブログの更新と、息することと食べることぐらいだった。お米はおいしいなぁ。
(ハッ…呼吸と食事は、むしろ消費活動?)
こんなに無駄な一日というのも珍しい。
もういっそ、ここまできたら超早寝したろうか。
…明日は仕事がんばろう。
ニックネーム 三森紘子 at 23:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記とか

2007年09月20日

永遠 〜堂場瞬一「大延長」

0920

野球ものの記事ばかりが続いてしまって申し訳ないです。
私が野球に興味を持ち始めたきっかけは、実はおお振りではなくそれより前に読んだ「バッテリー」(あさのあつこ著)なのですが、それ以来、野球を題材にした小説や漫画を積極的に開拓するようになりました。
そしてそのおかげで、もんんんんのすごく面白い本に出会ってしまいました。
読むのは今回が初めての作家さん、堂場瞬一著「大延長」。


見初めたのは書店の新刊コーナー、表紙とタイトルに惹かれ手に取る。
パラパラ眺めてみるとどうやら面白そう。
決めた! と本をレジへと…持っては行かず、行ったのは図書館でした。
(すいません…ハードカバーを1冊買うぐらいなら同じお金で文庫本を3冊買います…)
無事に借りることができたので、読む。
すぐに夢中になる。


甲子園。夏の全国大会決勝戦、恒正学園と新潟海浜。
延長十五回0−0引き分け。再試合を明日に迎えたその日の夜から物語は始まる。
長い長い2日間が、さまざまな人物の視点から、これでもかというほど長く、濃く、熱く描き出される。


十五回を投げ抜き故障の不安を抱える、今大会随一の呼び声も高い海浜のエース、牛木。
自身も故障した過去を持ち、再試合の牛木の登板を躊躇する海浜の監督、羽場。
事故で手を負傷したために甲子園では試合に出ていないキャプテン、春名。(名前に反応してしまうのはおお振りのせい…こちらのハルナは皆の信頼も篤く頼れるキャプテンで彼女持ちです)
選手を自分のチームが勝つための駒だと考える恒正の監督、白井。
自己中心的な天才バッターにして牛木のライバル、恒正の四番、久保。
手術の予定を控え、再試合の解説役を最後の晴れ舞台と想いをかける元野球部監督の滝本。


たくさんの人々が関わる高校野球。もちろん綺麗ごとだけでは成り立っていない。
他校への監督の引き抜き。裏で動く大金。
明日は勝て、エースに投げさせろと監督にプレッシャーをかけてくるOB。
選手の喫煙による不祥事。
人々の思惑は千差万別だ。
そしてその思惑があろうがなかろうが関係なく、再試合は開始される。


テレビの向こうから、放送席から、ダグアウトから、いろんな視点を行き来しながら紡がれる試合展開。
でもやっぱり、一番すごいのは実際にプレーしている選手の視点で描写されるくだり。
スピード感のある、たたみかけるような筆致。
熱狂。興奮。緊張と弛緩。追体験する、球場の熱気。頭が朦朧としているのに、奥の一点はぴんと張り詰め冴えわたっている感じ。


先が知りたくてうずうずしているのに、読むのを何度も中断して、天を仰いでため息を吐く。
このままじゃ、読み終わってしまう…
読み終わりたくない。終わらないでほしい。
もっとこの試合を見ていたい。


そんな私の心の声と、作中の人物の思いはシンクロする。
(どちらも負けるな。)と、解説席からグラウンドを見つめる滝本。
「野球は楽しいな。それだけのことだ」「だからずっと試合をしていたい?」「そういうこと」という牛木と春名の会話。
「いや、最終回じゃない。九回だ。最終回っていうのは、試合が終わってから言うものなんだよ」自分が上へ行くための踏み台としか考えていなかったこの試合を、いつの間にか本気で楽しみ始める白井。


どんなに終わらないでと願っても、試合にも物語にもいつか終りがくる。
でも、プロローグとエピローグでは、かつて選手として対決した牛木と久保が、今度はお互いチームを率いる監督となって再び対決する。
ああ、終わりじゃないのか。続いていく。
熱狂する人間がいる限り、高校野球は永遠に続く。


ストーリーはもちろんのこと、登場人物も非常に魅力的で私は大好きだった。
人間のずるかったり汚かったりするところも書いてあるのがいいと思う。
だからこそ、終盤のゲーム展開の何者にも邪魔することのできない神々しさ(?)、すごさが引き立つのだと思う。


春名の「今日は勝つ!」は、本当にかっこよかったなぁ。
牛木のモノローグ(百パーセントの俺じゃないけど、今出せる全力で勝負する)には悶絶しそうになった。ほ、惚れてしまう…!
こんな神がかった奇跡みたいなすごい事が、現実でも起こってしまうのが甲子園だということを、私たちは知っている。



もう興奮しすぎてうまく感想がまとまりません。
もっとこう…伝えたかった。
震える感動を言葉にのせて伝えたかった。
細かい部分で腑に落ちない点もあるけど、そんなことも気にならなくなるくらい、没頭の度合いがハンパなかったです。
今夜は眠れなさそうな勢い。
寝るけど。


あー、本当に

お も し ろ か っ た ーーー!!
ニックネーム 三森紘子 at 22:29| Comment(0) | TrackBack(1) | 活字・た行

2007年09月18日

三橋が今まで何回泣いたか数えてみた・ワンナウトー!

一応2万打記念企画としてこんなことをやってみました。
カウンタを回すのに一番貢献してくれたのはおお振り関連の記事なので(検索ワードがダントツでトップ)、おお振りで何かやりたいと思ったのがきっかけです。
でも、絵とか文とかはムリめなので、ひと昔前に流行った「謎本」みたいなことをやろうかなぁと考え(例:「る○うに剣心の謎」とか、「金○一少年の推理ミス」とか…)、結果こんなことになりました。


79




「おおきく振りかぶって」の主人公・三橋といえば、いつもなんだかよく泣いている印象があります。
それをウザイと思うかカワイイと思うかは人それぞれですが、実際にどのくらい泣いているのか数えてみました。
おお振りに興味ない人にはすみません、興味あっても三橋が相当好きな人しか楽しめません、しかもコミックスを持っている人にしかわかりません、という非常にストライクゾーンの狭い記事で申し訳ないですが、見てやろうという酔狂な方は最後まで読んでいただけると大変うれしいです。質はともかく、結構手間ヒマかかりましたので。




続きを読む
ニックネーム 三森紘子 at 20:57| Comment(0) | TrackBack(0) | おおきく振りかぶって

三橋が今まで何回泣いたか数えてみた・ツーアウトー!

1アウト目の続き。まだまだこれからです。
 
 
 続きを読む
ニックネーム 三森紘子 at 20:56| Comment(0) | TrackBack(0) | おおきく振りかぶって

2007年09月17日

たった一つのことに打ち込んだ日々 〜寺嶋裕二「ダイヤのA」7巻

0917

1巻以来、久しぶりの沢村と御幸のバッテリー。
試合で組むのは本当に初めてだ。
最近の沢村はクリス先輩にぞっこんだったけど(私も)、ここで改めて御幸のすごさを認めます(私も)。


そういやそうだったね。沢村は御幸に受けてもらいたくて青道へ来たんだった。
なんだか初心に返った感じ。
まだまだプレーは下手くそだけど、少しずつ着実に成長していく沢村に期待が持てる。
偉大な先輩たちの背中を見つめる沢村と降谷に、「ここでエースになるということ」が重く重くのしかかります。


そして、実力が及ばなかったり、ケガや故障のせいだったりで、日の目を見ない沢山の選手たちのこともしっかり描いてくれるのがこの作品。
3年の丹波も、一軍のエースでありながら、いまひとつ調子を出せずに、初登場時からずっと伸び悩んでいる様が描かれていた。
故障からの復帰。最後の夏、クリスとバッテリーを組みたかった気持ち。後半崩れやすいという自分の弱点。絶対誰にもマウンドを譲らないという思い。
本当の意味でのエースになるために、覚悟を決めた。チームメイトたちもそれに応えた。
その矢先でのこの展開。


…ちょっとおおー! ええー!? 何でそんなことにー!
次巻予告を見ても間違いないし。
それなのにとうとう、夏の大会が始まってしまう。
丹波にとって、3年にとって最後の夏が!


あと、なんかかわいい人が新しく出てきた(成宮鳴)。
いやぁ、かわいいですなぁ。投げる球は全然かわいくないですが。
女房役のゴリラ顔の人(雅さん)も、なんか好きになりそうな予感がします。
宮内もわりと好きなのだけど、プロフィールの「好きなもの・カブトムシ」って何だそれ。
強そうだから? 強そうだから?
ああ、宮内も3年なのか!


私も初心に返ろうと思って、1巻からコミックスを読み返してみた。
出立の日、中学時代のチームメイトが「ほんとは栄ちゃんと一緒にもっと野球したかった」って泣く場面で、今さら号泣してしまった私はちょっとお疲れモードなのかもしれません。
やっぱり面白い、ダイヤのA。
青道野球部のたどる軌跡をずっと見ていきたい。


1〜4巻の感想はこちら
5巻の感想はこちら
6巻の感想はこちら
ニックネーム 三森紘子 at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画・た行

2007年09月15日

アニメ「おおきく振りかぶって」21話を観た。

田島VS桐青バッテリー対決の第21話!
というか田島の回!
そして、こっそり水谷の回でもある第21話!
鳥肌が立ちっぱなしでした。仕事でやっちゃったミスとか落ち込みとかみんな吹っ飛ぶくらい気持ちが盛り上がりました。
クライマックスに向けて絶好調だなアニメ!
てなわけでまた長い長い長い感想になってます。



・みんなから慕われている応援団長ハマちゃん
よかったねー。
原作のここの部分は雑誌に載ったときにはなくて、コミックスで描き下ろしされた分なのだよな。
スタンドの皆もひとつになって勝負の行方を見守っています。よいシーン!


・三橋に上着を渡す阿部
そうか〜、ネクストのときは、ここで渡した上着を着てたのかー三橋。
見逃してたよ。
アニメではちゃんと阿部の台詞が聞こえてきます。


・和さん「…一日の長か」
和さんがかっこよ〜す〜ぎ〜る〜。
わぁぁもうどうしよう和さんがかっこよ〜す〜ぎ〜る〜(二回目)。
ちなみに「一日の長」とは、年齢が少し上であることという意味らしいので、転じて「自分たちは相手より少し早く野球を始めただけだ、それ以外は何も変わらない」ということを言ってるのではないか…と思います。あれ?合ってるかな?
ていうか…和さんほんとに高校生?
何気に成績が良さそう。スラダンの赤木キャプテンみたいに。


・巣山の打席
わざと外したボールを投げさせて、打者にワイルドピッチを意識させる作戦に出た和さん。
巣山はあくまで強気にいこうと構えるが、かぶさってきた上体を見た和さんは、さばきにくい内への球を要求する。
和さんのリードが成功したかに見えたが、まさかの「お見合いい!」
どんな強豪でも、こういうことはあるんだなぁ。
巣山が打つ前に、お見合いしちゃった三者それぞれのモノローグがあるから、あ〜みんな自分で捕るつもりだったんだなぁ、と納得できる。
巣山一塁に出て、次は四番田島!


・今日のモモカン
今日のモモカンはいつも以上に男前…!
帽子でできた顔の影が怖いくらいだ。かっこいいなぁ。
なんかガタイまでいい気がする。そしていつもよりウエストがくびれている。


・田島の打席
ここからがすごいようわぁぁ。
田島に対し、どうリードをしていくか攻めあぐねる和さん。
そして、和さんが田島をチェックしていることをそのリードから感じ取る準さん。
すげえ、バッテリーはその球で意思疎通ができる…。
そしてその直後の準さんの合図(ウィンク!)で、和さんもまた準さんの意思を感じ取ります。

栄口の「リーリーリー」がかわいい…。

(甘く入ってきたら たたく!)
の田島がかっこよすぎてゾクゾクした。音楽もイイ感じで入ってくるんだもん。
集中して目の前の投手しか見えなくなり始めた田島は、またもやモモカンのサインを見てません。
それを見たベンチのみんなの方が気を使ってる。気休め程度に「たじま〜っ」と呼んでみてるおっきーがかわいいぞ。

見せ球を投げてみせても、ファールが何度も続いても、田島の集中は切れない。
息詰まるストレート勝負が続きます。

田島の「ムニ」と「パチッ」のギャップにヤラレます。
「かわいい」→「かっこいい」の移行がもう…。
田島はいろんな顔を持っているのです。

ついにシンカーでの勝負に出る和さん。
それに応える準さん。
今まで培ってきたお互いの信頼が、土壇場での決意につながる。
準さんの投げた渾身のシンカーは…ストライク、アウト!
長かった西浦四番と桐青バッテリーの勝負、この打席は、桐青側の勝利!!

「おら!!」と力いっぱいガッツポーズを決める準さん、やったね!
「くっ…そおお!!」と天を仰いで悔しがる田島、まだ終わりじゃ、ないよ!
もう一回、あるから! 次の打席をみんなが回してくれるから!

どんなに落ち込んでても、めげずに自分の仕事をやる田島。
四番の器だと思うよ。
「応援団はため息ついちゃいけない」をしっかり守ってるハマちゃんの描写もあり。


・花井の打席
途中から田島が一塁コーチャーについたため、ふたたび盗塁が始まる。
最初から走らなかったことを変に思った桐青監督は、田島だけが準さんのモーションを盗めるのではないかと気づく。
今日の桐青監督はいつもより好きです。なぜか。
フォアボールで花井が一塁に、巣山は盗塁で三塁。


・沖の打席
またも盗塁成功でランナー二、三塁。
満塁策をとった桐青は、敬遠で沖を歩かせる。
ということは…勝負は次の水谷・オレかよ!・文貴に託された!(←ミドルネーム風に)


・水谷の打席
(水谷くんにスクイズは怖すぎる)と、ヒッティングを指示するモモカン。あ、三橋がメットかぶってちゃんと上着羽織って出る準備してる。
緊張する水谷に三橋は「ガンバレ」と言いたいようですが、「ガ」しか言えてません。
(オレは ビックリしちゃったよ)(最後までがんばりたいよな)水谷のモノローグが熱い。
西浦のヘタレ担当水谷ですが、ここのシーンはカッコイイです。

気負うあまりに舞い上がって、ボール球を振っちゃう水谷。
でも、巣山の「サードランナー!」で瞑想を思い出し、気持ちを落ち着ける。
(オレは 7番用のスライダーを 打てる!)
思い切って振ったバットは、打球音を響かせました!

そんなにいい当たりではなかったけど、セカンド慎吾さんが足元を滑らせたおかげで球は抜けて、1点追加・同点!
それでも、追加点を狙う花井の走塁は慎吾さん貫録のバックホームでツーアウト!
これは両陣の応援とも、叫ばずにはいられないでしょう。
喜ぶ水谷ママ可愛すぎ。少女じゃん! 少女じゃん!

水谷(やっ やっ やったー!!)
ほんとにやったなぁ水谷ー!! うれしいよ!
あれっ、なんか涙が出てきちゃった…


・三橋の打席
オレも続く!とやる気マンマンの三橋は、あっけなく三振(笑)
「ドンマーイ!」といつも通り声をかける田島は、でもそのあと少しだけ弱音を吐く。
ここ、田島の声の人の演技がすごくよかった。
落ち込んでる田島を、何とか励まそうとして必死に言葉を紡ぐ三橋。
自分に自信のない三橋にとって、誰かを励ますなんてことは相当勇気のいる行為なんじゃないかと思う。
そして「こっそり落ち込んでんなよ!」「9回に活躍しなよ」「もー一回お前に回してやっから!」と、次々声をかけてくる花井・栄口・泉。
そうだよ、田島が落ちたときは他のみんなが励ましてくれる。
他の誰かが落ちたときも同じ。そうやって励まし合うのがチームなんだ。
大好きなシーンです。


・最後は
シメはちゃっかり阿部がもらっていきました。
今回阿部は出番少なかったな…。
でも次回はたぶん阿部の回だ。捕手対決もあるし!


・応援について
試合序盤の頃は、ブラバン演奏のかけ声はひかえめだったけど、最近はちゃんと名前コールも入るようになってきた。
姿は出てなくても、ベンチからの声もちゃんと聞こえてくるし(誰が言ってるのかもわかる)、バックの効果音にほんとに凝ってるなぁと思う。


・次回予告
「よかった、阿部君は約束忘れてなかったんだ」
そうだよ。忘れてないよ。
本誌での展開を思い出してちょっと切ない気持ちになりつつ。



いいかげん長く書きすぎて、我ながらアホかと思いますが、そうさせるだけのモチベーションを生み出す力が今回のおお振りにはあったのでした。
というかそれは、いつものことでした。


公式サイトでブログパーツを発見したので、さっそく嬉しがって貼り付けております。
ニックネーム 三森紘子 at 23:04| Comment(0) | TrackBack(0) | おお振りアニメ感想

2007年09月14日

今日のできごととか感謝の気持ちとか

昨日から腰が痛いです。
何も特別なことはしてないのに? 生理痛でもないようだし。
謎だ…。
中腰がつらい。


今日は休みだったけど、かん・びん・ペットボトルのごみを出すために早起きしました。
無事出したはいいが結局その後二度寝し、起きたのは昼前です。
図書館に本を返しに行った帰り、急に降りだした大雨を避けて入った本屋で、麒麟の田村くんの「ホームレス中学生」を立ち読みしました。
相方の川島さんの腹黒&よい声も好きだけど、田村くんの純朴で天然なところが大好きです。
優しい眼差しでいつまでも見守っていたいです。
すぐに止むかと思ったらなかなか雨が止まないので、空腹に負けて雨の中を帰りました。足元がびしょぬれになった。
うちに着いてパソコンをつけたら、このブログのアクセスカウンタが2万ヒットを超えてました。


いつも見て下さってる方、たまに見て下さってる方、通りすがりの方、本当にありがとうございます。
自己満足のブログとはいえ、見てくれる人が一人もいなかったら、絶対に今まで続けてこれなかったと思います。
やっぱブログは楽しいです!
ここに読んだ本の感想を書くようになってから、読んでいる最中と、読み終わってどんな風に感想を書こうかな…と考えている時間とで、一冊の本を二度堪能できるようになった気がします。
パソコンを買ってから急速にオタ化が進んでいるように思えてならないので、「それはどうなんだ…」的な記事が今後増えてしまうかもしれませんが、とりあえず見飽きるその日まで「ほんよみの森」をどうぞよろしくお願いします!!
(そういや春以前は携帯から更新してたんだった。我ながらよくやってたよ)


1万打のときは特に何の催しもしなかったので、今回は「なんか面白いことやりたいなぁ」と思い、何日か前からちょっと準備をしていたのですが。
も、全っ然間に合いませんでした。
しかも別にそれほど面白くないような気がしてきたので、悲しくなってきましたが、これまでも結構手間がかかってるので近日中になんとかしようと思います。
…と、ここに書いておいたら挫折せずにやれるかな。
ニックネーム 三森紘子 at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記とか

2007年09月13日

31文字の青春と 〜原作・枡野浩一/漫画・小手川ゆあ「ショートソング」1巻

0913

歌人の枡野浩一氏が書いた小説が漫画化。
漫画化されるほど人気だったのか…とちょっと驚いた。
買おうかどうしようか迷ってたのだけど、本屋でもプッシュされていたし、私がリスペクトしてやまない赤魚さんもレビューを書かれていたので、やっぱり買うことにしました。


元々が読みやすい、ポップな感じのする小説であったけど、漫画になったことでさらにポップな雰囲気が前面に押し出されてる気がした。
「三十一文字(みそひともじ)」と表記するより、「31文字」とアラビア数字で表記するほうがしっくりくる、そんな短歌のお話です。
小説では国友くんと伊賀さんの一人称が交互に入れ替わる形で進んでいたけど、漫画版でもこの二人のモノローグを軸にお話が進んでゆく。


小手川さんは原作つき漫画の経験があるのかな? すごくこなれている感じがする。
小説→漫画への変換が上手で、何の違和感もなく読めた。
伊賀さんが国友くんへエロDVDを「バチィン」とつきつけるシーンとか、後日そのDVDの感想を訊かれた国友くんが「最高でした」と観てないのにウソを言うシーンとかは、声を出して笑ってしまうくらい良かった。
小説ではわりとサラッと流してるだけのシーンなのを、こういう見せ方できるのって漫画ならではだなぁと思って、感心しました。


個人的にはそこまで好き!っていう絵柄じゃない(小奇麗にまとまりすぎてる気がする)のだけど、華があるし見やすいし、読み手を選ばない絵でいいと思う。
特に女性がすんごく可愛いのでびっくり。瞳さんの乳は素晴らしい。(私は舞子先輩より瞳さん派)


国友くんが予想以上に可愛かったのもびっくり。どちらかというと伊賀さん派だったのに、のりかえてしまいそうだ…。
伊賀さんはイメージ通りだった。「メガネの似合う顔=何かが足りない顔」という設定が絵でしっかり表現されていて、すげえ!と思った。


小説のラストはいまいちスッキリしないような気がしたんだけど、そこを漫画版ではどんな風に描いてくれるのか、今から楽しみです。
小手川さんの作風なら、いい感じになりそうな気がする。


ああ、やっぱり「涙に色がなくてよかった」の歌がいちばん好きだな〜。



※小説版の感想はこちら
ニックネーム 三森紘子 at 22:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画・さ行

2007年09月12日

ヤミツキ 〜押見修造「ユウタイノヴァ」1巻

0912

ちょくちょく拝見させていただいてる、とっても面白い某サイトさんで紹介されていた漫画です。
どうしても気になってしまったので買っちゃった。ああまた続きものを買っちゃったよ。こうして部屋に本がどんどん増えていくのだ。
でもこれは続きも買うよ。絶対買う。


ある日突然幽体離脱ができるようになった青年ハル。
夜な夜な向かう先は、高校時代に心ならずも別れてしまった元カノ・日比野の住むマンション。
触れることはできないけれど、見ているだけで幸せだった。あの日、見知らぬ男が日比野の部屋にやってくるまでは。


とにもかくにも、この幽体離脱の描写がとんでもなくふるっているのである。
冒頭の離脱シーンからしてスゴイ。これ…これ…カラーで見てみたかったなぁ…。
五感に訴えかけてくる描き方といったらいいんだろうか?
同じ幽体美少女・まほろと溶けあうシーンなぞは、まるで、自分がハルになって、まほろと溶けていってるような錯覚を起こします。ヤミツキになりそう。
普通の性描写もあるけど、それよりこっちのシーンのほうが数倍イヤラシイ。


ハルは、童貞系主人公として申し分なく好きだ。
外道男の魔の手から日比野を救うため必死になって奔走するのだけど、結局ハルが何をしようが事態は変わらなかったというね。
女のほうが一枚も二枚も上手だったというね。
その際のハルの表情が見ものです。


なんというか…絶望の表情って…そそる。(フィクションに限りです勿論)
ハルが絶望に目を見開くたび、泣き叫ぶたびに、「もっと…もっと苦しめ」と、異常にサド心を刺激されて仕様がなかった。
常にそんな風なワケじゃないんすよ!
私にとって、どうしようもなく嗜虐心を煽るキャラクター、というのが世には存在するのですね。
三白眼か? 三白眼がポイントなのか?
これもキャラ萌えのうちに入るんだろうかねぇー。はー、おそろし。


でも、基本的には私もまほろと同意見だから!
あんなビッチのことは忘れちゃいな!
オマエはいいやつだ!
あと、絶望の表情と同じくらい、恍惚の表情も好きだから!


そのあたりの諸々を抜きにしても、話がすっごく面白い!
ラストあたりに出てきた学生服の少年もナゾだし、まだまだ始まったばかりって感じなので、続きが気になりまくりです。
あとの展開がどうなるのか全くよめない!
とりあえず2巻がむちゃくちゃ待ち遠しい!


けど、普通に考えて、元彼の幽体に私生活を覗かれてると思うとゾッとするな…。
あと、心底どうでもいいことだけど日比野よ! 体を洗ってる間はシャワーのお湯を止めようぜ。もったいないから!
ニックネーム 三森紘子 at 22:02| Comment(2) | TrackBack(1) | 漫画・や行

夏はまだ終わらない 〜「おおきく振りかぶって オリジナル・サウンドトラック」

0912

サウンドトラックというものが大好きでして。
何でこんなに好きなのか。
DVDは買わなくてもサントラは買う!
というわけで、予約までしておお振りのサントラを買いました。


アニメが始まる前は、声ももちろんだけど、音楽がイメージと合わなかったらものすごく嫌だなぁと思っていた。
映像作品にとって、音楽はとっても重要だから。
その作品を生かすも殺すも音楽次第、と言っても過言ではないと思う。
(逆にその他の部分がビミョウでも、音楽で盛り上げてくれたらある程度見られるものになったりするもので…いや、関係のない話でした)
だからといって、「こんな感じの音楽が合う」というはっきりとしたイメージがあったわけじゃなかった。
でも、放送が始まってフタを開けてみると、「こういうのを求めてたんだよ!」と現金にも膝を叩いていた。
とにかく作品世界との違和感がないのです。ひぐち先生のお墨つきもあり。
買わずばなるまい。


そんなこんなで、家に帰ってソッコーで聴いた。
あんなシーンやこんなシーンでの、「甲子園に行ける」「投げるよ、あべくん」「次回、『○○』」「やっべえ、昨日(以下略)」「うまそう!」といったセリフが頭の中をかけめぐって楽しかった。
曲ごとにタイトルがついているので、「へ〜この曲って『バッテリー』のイメージなんだ」「これは『ホントのエース』って感じがほんとにする!」「なんと…これが『モモカンのテーマ』だったとは」などと、いろいろツッコミを入れながら聴くことができて新鮮でした。


やっぱり[01 メインテーマ]は本当にさわやかで熱くって、まさにおお振り世界!って感じで大好き。
[16 全力勝負]はめっちゃかっこいいし、[17 エースのために]は泣く。←タイトルの付け方からして反則やん。
[26 抽選会]は「うまそう!」の時に流れてた曲だよな。[29 メンタルトレーニング]の、静かなイントロから徐々に盛り上がっていくところがすごく好き。
[30 変わらなきゃ]は、三橋の「ウザイ」「キモイ」部分を表した曲なんだと思うけど、これヘンテコで好き。
[37 狙い球]が何気にお気に入りだ。作曲した浜口さんのコメントにもあったけど、試合中に流れるとすごい合うんだよなぁ!
[38 ゲームセット]は、バックに蝉の鳴き声が聴こえるような気がするんだけど…空耳? 最終回に思いを馳せると切なくなる…。はぁぁ…。
※ほんとは全部の曲に感想書こうと思ってたけど、さすがに挫折しました!


主題歌4曲とも入ってるのでお買い得!
収録されているのは90秒のテレビバージョン、というところが「わかってるなぁ」と思った。
そのアーティストのCDを聴いてるんなら話は別だけど、サントラなのに3分も4分もフルの曲を聴きたいと思わないもん。
あと、ローカルネタですが…「メダカが見た虹」を聴き終わる度に、「地球へ…」のOPのイントロが頭の中で鳴りだして困る。
うちの地域ではおお振りの直後に「地球へ…」をやってたので、毎回「このあとすぐ予告」のイントロだけ聴いてて覚えてしまったのです。


ああ大満足だ。
ここまで原作ファンにやさしいアニメって珍しくないか?
あと、ブックレットのひぐち先生コメントに添えてある、三橋のカットがかわいくてなごんだ。
夏は終わらない! まだ夏は、終わらないんだー!


んん?
そういえば、モモカンが甘夏つぶすシーンの曲が入ってないよ!?
ニックネーム 三森紘子 at 00:07| Comment(0) | TrackBack(0) | おお振りアニメ感想

2007年09月11日

どこまでも浮遊 〜ジュディ・バドニッツ著/岸本佐知子訳「空中スキップ」

0911

以前エッセイを読んで度肝を抜かれ、一気にファンになった岸本佐知子女史。
女史の本職は翻訳家なので、一度はそっちのほうも読んでみたいと思っていた。
図書館を漁り、タイトルや表紙で面白そうなのを選んで借りました。


ちなみにエッセイの感想はこちらこちら


普段はそもそも外国文学というのをほとんど読まない。
なぜかというと、原著→翻訳→日本語版というプロセスがどうしても引っかかるからである。
結局、訳書って本来の作品、オリジナルじゃないんじゃん? 訳者のさじ加減ひとつで印象も変わっちゃうだろうし? とかってどうしても斜にかまえてしまう。
かといって語学力は皆無なので、原著を読めるはずもなく。
日本人の書いた文章ばかりを読んできました。
もったいないことだと思いつつも。


でも、今回は違う!
何しろあの岸本さんが訳した小説なのだから、ただの小説ではないに違いない。
そう思い、かなり期待して読み始めたのだが、期待が裏切られることはなかった。


「空中スキップ」は、ジュディ・バドニッツが26歳のときに発表した短編集。(私とそんなに歳が変わらないのにびっくり)
それぞれ毛色の違う話が収められているが、「普通の」話はひとつとして無い。
少女が飼い始めた犬は犬ではなくて着ぐるみを着た男。母親に心臓をよこせ、と叔母達から責められる息子。他の人には見えない、百ポンドの巨大な赤ん坊がキッチンを徘徊。皮膚病にかかった妹はカサカサの肌がこぼれ落ちていき、やがてあとかたもなく消える。
まさに「空中」で「スキップ」をするようにとめどなく浮き上がっていく作者の妄想力。
時にグロテスクに、時にブラックに。常人では考えつかない展開に舌を巻き、その中に隠された真実に胸を衝かれながら読む。
”FLYING LEAP”を「空中スキップ」と訳した岸本女史のセンスもすばらしいと思う。


チアリーディングのためなら命も捨てる少女たちがコワすぎる「チア魂」、建物の上から飛び降りたいと夢想する女を描いた「飛ぶ」、ラストのどんでん返しがいっそ痛快な「お目付け役」、老婦人の××のために髪をセットする話「パーマネント」、パンを焼くように赤ん坊を作る『赤ん坊屋』の話「ハーシエル」などが特に好きだった。
中でも「パーマネント」は、はっきりと明言していないのにだんだん読者にそうと気づかせていく書き方がすごいと思った。優れたショートショート。


変なもの読んじゃったなぁ、というのが全体的な感想。
でも面白かった。読んでよかった。
ありがとう岸本さん。貴女のおかげで外国の小説を読めました。
ニックネーム 三森紘子 at 22:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 活字・か行

じいちゃんズが一番好き 〜今市子「僕のやさしいお兄さん」1巻

0911

表紙で拒絶反応・偏見持ち・どれが面白いのかわからない・レジに持っていくのが恥ずかしい等の理由でBL漫画をあまり読んでいない私ですが、今市子の漫画はわりと読んでおります。
一般向けの「百鬼夜行抄」から入ったせいもあるし、実力派なのでハズレがまずないというのもあるけど、やっぱり「買いやすい表紙」だというのが重要なポイントです。
チキンハートなのでそこは本当に重要です。


この、しっとり落ち着いた色合いで繊細なカラー絵がすごく好き。
なのに、内容はスラップスティックな感じが多い気がする。
カラー絵と中身とのギャップが激しい作家さんだと思うのですが、どうでしょう。
↑悪い意味ではなく、そのギャップがいいんだと思ってます。


スラップスティックといえば「寸止め」が定石なのも好みです。(この作品に関しては寸止めすらもほぼありませんが)
男女の場合でも同じくだけど、いいところなのにいつも邪魔が入るぜ!的なもどかしさには、予定調和のキモチよさがあると思う。


ホモに目覚めたばかりの主人公が恋に落ちた相手は、突然同居することになった義理の兄だった。
という家族もの漫画。
裏表紙には「義兄弟ラブコメ」と書いてあります(そんなジャンルあるのか?)
血はつながってないし、お互い好きという気持ちはあるのだけど、ホモなのはまわりに隠してるし、「家族」をやっていかなきゃいけないし、もう一人腹違いの兄(こいつはノンケ)も同居することになるし、母はよい母親になろうとムリして挫折するし、死んだ父親をめぐっての確執はあるしで、急ごしらえの家族は色々と大変なのである。
あ…でも、男同士の場合は子どもができるわけじゃなし、血がつながっていようがいまいがタブー度は変わらないのかな。


三兄弟の中ではノンケの人・彰人が普通にかっこよくて好き。ガールフレンド五人鉢合わせは自重しろと思うけど、ダメ男はモテるという法則。
義理の兄・鉄平は、二丁目バージョンより普段の天パ眼鏡のほうが好みだ。
主人公の聖は、物心ついた頃から女の子に不自由せず、ホモになっても意中の相手とすぐホテルに行けるし(結ばれてないけど)、しかもそういう魅力的な自分に無自覚(というか自然体)であるところがもうやってらんねぇ。ずるいよな〜。
ていうか、どんだけタラシな一族なんだ。
一番好きなのは聖のじいちゃん&ひいじいちゃん。とぼけた風情がとてもよい。
十五歳しか離れていない父子って、若い頃はどんな感じだったんだろう。


このまま連ドラでやれちゃいそう。
でもその場合にはホモ設定はなくなって、家族の絆に重点を置いたファミリードラマになるんだろうな。
三兄弟を旬のイケメン俳優とかジャニーズがやって、じいちゃんズは渋いベテラン俳優で固めて、お母さんも実力のある女優さんにやってもらって、笑いあり涙ありドタバタありな感じに仕上げれば視聴率取れそう。
久松くんだけはホモ設定を残しといて、色モノ的な脇役として登場させたらいいと思う。
…ここまで勝手に想像しといて何だけど、主人公のホモ設定をなくした時点でそれは別の話になってしまうのでやっぱダメだ。


最後に、これは「花音」コミックスから出ているのだけど、私ずっと「かのん」と読むんだと思ってた。
正しくは「はなおと」だったとは! 知らんかったー。
ニックネーム 三森紘子 at 00:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画・は行

2007年09月09日

アニメ「おおきく振りかぶって」20話を観た。

諸事情により昨日のうちに更新はできませんでしたが、リアルタイムで観ましたとも!! 3週間ぶりのアニメおお振り。
な〜が〜か〜った〜。3週間が長かった〜。
ここ最近、並行世界妄想が止まらなかったのは、きっと私の生活におお振り成分が足りなかったからです。
桐青戦の終わりとともにアニメが終わっちゃうのは百も承知ですが言わせて下さい。


おお振りのない週末なんて!!




・前回の三橋の「おおお!バッター勝負!」から
うれしそうな田島がいいなぁ。
6回の裏、桐青の追い上げにより2対2の同点。
まだまだ三橋は元気。


・阿部(ホンットこいつって…)
阿部が構えたミットへ、寸分の狂いもなく絶妙なコースで吸い込まれる三橋の球。
顔がにやける阿部を責めてはいけない。


・Kの旗を振るルリちゃん
ルリちゃんが全身かわいい。
持ってるカバンさえもかわいい。


・公式戦用ユニフォームの叶
「叶が試合出てるって!」というルリちゃんの声の後に挟まれる叶の投球シーン。
わぁ〜! 久々の叶君だ!
しかもこっちのユニフォーム姿(アニメで)見るの初めてだ! レアだーレアだー。


・7回表
ルリちゃんとママさんズがそんな会話をしている間に、三橋は残念ながら三振。
次の阿部は塁に出るが、泉・栄口が連続アウトでチェンジ。
三振したあとの栄口のアクションが大変かわいらしかった。内心悔しがってんだろなー。


・前回の教訓を経て
阿部の準備ができるのを、うずうずしながらベンチで待つ三橋。
三橋の息が整わないのに気づいて、こんなに消耗している投手に捕手は何をしてやれるんだろう、と自問する阿部。
三橋はキョドリすぎだし、阿部は見つめすぎだと思う(あと顔近すぎ)。
でも「勝ちたい」っていう気持ちは二人とも同じだから、会話は成立するのですね。


・準さんの打席
「準太のマネ〜」のヤマサンがいい!
和さんに注意されてドキッとする準さんもかわいいけど、注意する和さんこそがかっこいい!


・三橋の声について
代永さんの三橋声はますます神がかっている気がします。


・栄口の声について
気のせいかもしれないけど、栄口の声の質が変わってきてる気がする。
最初の頃はもっとホエホエしてたけど、芯が通ってきたような…このたとえもよくわからん…。
まあ何が言いたいかというと、今のほうが好きだよーということだ。


・和さんと慎吾さんの会話
「三橋のストレートは浮いてるんじゃないか」と考えを口にする和さんに、最初は噴き出しかける慎吾さんだけど、和さんの本気に気づいて、慎吾さんも本気になる。
よいシーンです。
どうでもいいですが、同い年どうしの名前呼び捨て、いいなぁ。
「慎吾」「和己」…いいなぁ。
西浦のみんなもそのうち名前で呼び合うんだろうか。でも想像してみるとなんかキモチワルイ…と思ってしまうのは何故なんだろう…。


・三橋、ワイルドピッチ
雨で足場がすべって、暴投してしまった三橋。
阿部が球を拾ううちに、桐青が1点追加でとうとう逆転。
阿部に怒られると思って三橋はオタオタしまくるが、マウンドには隠れる場所がないと観念して動きを止める。
つーかオタオタしすぎ。


阿部に「なんつー顔してんの」と言われ、とっさに帽子で顔を隠す三橋。
これはあれだろうね、阿部の言葉を「その顔ムカツクからヤメロ」的な解釈で受け取って、「阿部君に不愉快な思いをさせて嫌われちゃうから隠そう」と思った故の行動なのだと私は思った。
「笑えない理由」のかな子(望月花梨/花とゆめコミックス)をちょっと思い出した。
かな子もよく、ブスだと思いこんでる自分の顔を人に見せぬようにと隠れたり逃げたりしていたよなー。ほんとはかわいいんだけども。


・敬遠、三振
足場と手の確認のために、次バッターは敬遠策をとった西浦バッテリー。
続く慎吾さんの打席も、三振に抑える。
笑い合う田島と三橋がかわいいです。
かわいいなーほんとにもう。


・試合中断中、阿部が見たものは
ベンチ奥で、シャワーの水を頭からかぶっている三橋の姿。
その姿にショックを受ける阿部。


本当は言っちゃダメなんだろうけどこの際言ってしまおう。
シャワーシーンの三橋がエロい…
原作も結構エロかったけどアニメはさらにエロい。
モモカンをエロいエロい言うのは平気なのに、三橋をエロいエロい言うのが妙に恥ずかしいのは、きっと私が女だからなんでしょうね☆
でもこれって自然なことだよね☆ 異性(二次元だけど)に魅力を感じるのは当たり前だもんね☆


・「お前レンレンかよ!」
後ろで誰かが「レンレーン!」「レンレーン!」とレンレン連呼してる(笑)
ミニスカでピョコピョコ動き回るルリちゃん本気でかわいい!
そしてルリちゃんがかわいいといって一人パニクっている栄口もかわいい!


・ルリちゃんのナイスアシスト(叶の勝利報告)で、三橋も復活。
雨で途中終了の危惧もあった試合も無事再開!
勝負はまだまだこれから!
「また逆転して、オレ達が勝つんだから!」


・次回予告
次は準さん&和さんと田島の対決か〜。
おおおお!


そして、サントラ発売まであと少し!
ニックネーム 三森紘子 at 18:45| Comment(2) | TrackBack(0) | おお振りアニメ感想

2007年09月07日

しあわせなんだね 〜とぽすけ「だらだら毎日」「だらだら毎日爆裂編」

0907

「陰日向に咲く」を返却しに行った図書館で、ユルイものを読みたい気分だなぁと思って借りた本達。
中身は、著者である「奥様」とその「ダンナ様」との夫婦生活をつづった4コマ漫画、とそれに対するセルフツッコミ。
最近よく見かける体裁の本です。


もともとはネットで連載していた4コマを本にまとめたそうで、元のそのサイトをのぞいてみると1000万ヒット超えというすさまじいアクセス数をはじき出しておりました。
最近更新された中にボーボボのネタがあって妙にうれしかったり。
いまや、出版デビューするにはサイトかブログを始めるのが一番の近道なのかもなぁ。


日常の何でもない出来事を題材に、自分たちのことを客観的に描いてあるのでエッセイ漫画として楽しく読めますが、基本的には全編盛大なオノロケです。
「ケッ」という気持ちが3割、「いいなぁ楽しそうだなぁ幸せなんだなぁ」という気持ちが3割、あとの4割は「ダンナ様かわい〜」。
ダンナ様(メガネのほう)のこのビジュアルは反則だろ! 和むっつの。


特に、奥様にキライな目薬を無理やりさされそうになって、「いやーいやー」と言いながらバタバタ暴れているダンナ様はかわいすぎます。これぞ萌え。
あと、奥様に対して敬語だったり、ふだんはクールだというところが素敵。


世の奥様方は皆、日々ダンナ様のお尻をつかんだりしているんだろうか。
私の幼なじみ(人妻)も、旦那のお尻を枕代わりにしているというし。
お尻がキレイな男性って何気にポイント高いと思うのですが、どうでしょう。


これぐらい一緒にだらだらできる人とじゃないと、40年も50年も暮らしていけないよなーやっぱり。
だらだらばっかりじゃだめだろうけど。何にせよ、価値観が同じっていうのは大変重要だと思う。
ちなみにうちの両親は典型的な亭主関白夫婦でしたが、子どもの手が離れた近頃は、ごくたまに二人きりでデートに出かけているようで、娘としても喜ばしいです。
チャー○ーグリーンのCMのように手をつなぐぐらいやってほしいけど、昔の人たちなのでさすがにそれは無理だろうね。
でもやっぱり憧れる。仲よく手をつないで歩く老夫婦というやつに。


とりあえず、サイトをマイパソコンのお気に入りに登録しました。


だらだら毎日.gif




この記事とは全く関係ないけど、明日3週間ぶりにおお振りのアニメがあるので数日前からめちゃくちゃソワソワしています。
早く…早く明日になぁれ。
ニックネーム 三森紘子 at 18:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画・た行

2007年09月05日

今日のできごと 〜発話編

いつのまにか9月になっている…。


最近の小学生は、夏休みに読書感想文を書かなくても別にいいんだそうですね〜。
工作や絵の中から自分のやりたいものを選ぶ選択制になっているのだと、パートのママさんから聞きました。


私が小中学生の頃は、毎年うんうん言いながら書いていたなぁ。
本は結構読んでいたけど、それを感想文にするのがすごく難しかった。
「面白かったです。」「〜のところが面白かったです。」「〜と思いました。」「〜と思いました。」ばかり書いていたような。でもそれは今も同じか…


何かに感動したとき、それを誰かに伝えたいと思うのは自然なことなんだろう。
でも、伝えたいと思っていたからって伝わるとは限らないのがジレンマです。
言葉をつくしても、上面ばかりで何も表現できてないような気がしてしまって、さみしいような、拍子ぬけなような心持ちになる。


今も「岳」の続きを読んでしこたま泣いたのだけど、うまく感想を書ける気がしません。
これは名作だわ。後世に残すべきだ。


それでも言葉をつくしたい欲求は湧いてくるもので、だからこんなブログをやっているわけです。


前に変えたときからそんなに間が空いてないのですが、テンプレートをまた変更しました。
前のは最もシンプルなやつをと思って選んだのですが、画面が真っ白すぎるのもそれはそれで見辛いことに気づきました。
しばらくしたら慣れるかなぁと思ったけど慣れなかったので、もう少し明度を落としたものにチェンジです。

















〜以下、ふたたび独り言がどこまでも続きますので読み飛ばしましょうね〜











少しだけニコニコ動画から離れていた間に、おお振りの動画がいっぱい消されていてショックだった。増えすぎたから? アレとかアレとかがもう観られない…。でもアレとかアレとかは再upされているのでよかったです。最近よく観ているのは「沖と三橋の座頭市タップダンス」です。すごいとしか言いようがない。毎日観ている。コミックス2巻の水谷エラーのシーン、最近出回ってる版ではグローブにボールが当たっているんだな! 私が持ってるコミックスではかすりもしていないよ。そのまま地面にポトンだよ。ひぐち先生もさすがに水谷が不憫になったのだろうか。細かい修正だなぁ。
あと、げんしけんのアニメをちょっとずつ観ている。斑目が自分たちオタクのことを指して「俺たち四六時中そんなこと(アニメやゲームのこと)ばっか考えてんだぜ」という意味のことを言ってるのを聞いて、じゃあ私はマンガオタクというよりはむしろおお振りオタクなんだと思った。だって毎日考えてるのはおお振りのことだもん。他にも好きな漫画や本は山ほどあるけど、継続してそのことばっかり考え続けられるのはおお振りだけだもん。いいかげんファン歴長いですが(4年くらい?)、一向に飽きる・冷める気配がないんだもん。なんか、後にも先にもこれ以上にハマれるものは私の人生にやって来ないような気がする。
こないだの素晴らしいギムナジウム三橋からどうやら妄想スイッチが入ったらしく、楽しく寄宿舎の妄想をしておりましたが、モモカンの妄想がうまくいかず、よく考えると舎監は微妙だし、シスターっていう柄でもないし(名前はまりあだけど)、どちらかと言えば似合うのはGIジェーンだよなと思ったところで、今度は軍隊妄想が始まりました。それもカッチリした軍服というよりは、戦場の最前線で敵地に突っ込んでいくような迷彩柄でヘルメットでドッグタグでサバイバルでコンバットな感じの方が似合うと思います(イメージだけで単語を並べています)。というわけで私の頭の中には対白兵戦西浦小隊が出来上がっています。脳内で花井に「指揮官女ってありえねぇだろ」というセリフを言わせて楽しんでいます。衛生兵は栄口です。シガポはカッチリしてるほうの軍服を着て基地から指示を出す上官です。もうこのへんにしときます。色々とすみませんでした。そのうち治まると思います。
なんだか急に須賀しのぶの「キル・ゾーン」を読みたくなりました。あれ結局シリーズ読破してないんだよなぁ。ブックオ○に置いてあるかなぁ。要するに結論としては、種類を問わず制服ってとにかくいいよね☆ということを言いたいです。戦争は嫌ですが軍服は好きです。よし明日もがんばろう。







〜以上、独り言でした〜
ニックネーム 三森紘子 at 23:56| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記とか

2007年09月04日

オノ・ナツメ「さらい屋五葉」第三集・「GENTE」1巻

0904

不精しました。
同一作家でまとめちゃいます。



・「さらい屋五葉」第三集


表紙は松だと思ってたのに違った!
と思ったら、裏表紙にいた!
あくまで表に出ない、裏稼業五葉のさらに陰の部分を担う松だから…?


松の過去、弥一との関係、いつも身につけている守り袋のワケが明かされる。
無愛想な顔の奥に隠されている、義理堅く情の深い松の人柄。
それにとらわれて自分の首をしめてしまうほどに。
不器用な人だ。そんな松のことをわかってくれている人間が、いつまでも松の周りにいてくれますように。


犬猿の仲の梅と松。
いつもいがみあっているけれど、決して心の底から嫌っているわけじゃない。
そんな思いがぽつりと出てもれた一言、「おめえはえれえ奴だと思ってる。」
いいシーンだった。


前巻で「えええ!?」となって終わった八木殿の墓参りの相手のことも、さらに「ええええ!?」となってしまって終わった。
もう…小出しにしてじらさないでくれ…。
どういうこと? 気になるー!


いろいろあったけれど、一番の目玉は政の妹・幸の登場だろう。
かーわーいー! かーーわーーいーーー!
幸ちゃんといると、「しっかり者のお兄ちゃん」に見える政というのもほほえましい…。


描きおろし漫画「暖」で、お絹ちゃんが言った「酔って眠ったおとっつぁんに布団かけてあげなきゃいけないから」という台詞は泣ける。
父一人、娘一人。おっかさんはいないけど、こんなに豊潤な時間を過ごすことができるのなら、それでいいよね。


一〜二集の感想はこちら



・「GENTE」1巻


世の「老眼鏡紳士萌え」人口を激増させたと思われる(私もその一人です)、「リストランテ・パラディーゾ」の外伝的シリーズ。
老紳士じゃなくて、老眼鏡紳士なのですね。オノさんのこだわり。
確かに出てくる紳士たちはもう本当に素敵の一言なのだけれど、それ以前にストーリーが大変すばらしい。
イタリアで暮らす人々の日常が鮮やかに短編として切り取られ、読む者を心温かくしてくれる。


この巻に収録されている中では、ある夫婦の話が一番好きかな。
仲直りの後はいつも美味しいものを食べに行く。
「最高のワインと料理を 妻のために頼む」
↑こんな台詞、イタリアという土壌だから出てくるんだろうなぁ。
日本じゃとてもとても恥ずかしくて言えないし聞けないや。
でも奥さまは幸せ者だよ。


食事のシーンが、どれもみんな美味しそうで、食べている人々は楽しそうで、幸せそう。
ああ、やっぱり美味しいものは人生を豊かにするのだ、と思った。


それにしても、クラウディオの色香といったらもう何たることだ!
まったくけしからん!(ドキドキ)
つぶらな目とモグほっぺのジジの可愛さもやばい。


でも、一番好きなのは、実はルチアーノだったりする。
何がいいかというと、やっぱり子煩悩&孫煩悩なところ。
気難しそうで、一見そうは見えないところがまた。たまりません。


1巻表示があるってことは、まだ続くのかなぁ。
最近のオノさんの活躍はめざましい。たくさん読めてうれしい限りです。
ニックネーム 三森紘子 at 22:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画・さ行

2007年09月03日

18巻の表紙は泣く 〜仲村佳樹「東京クレイジーパラダイス」全19巻

0903

休日に予定がないときは、「漫画喫茶にでも行こうかなぁ、読みたいのいっぱいあるし」と思ってしまう。
そのたびに、「待て。それより先に目の前のものを片づけろ」と内なるツッコミが入ります。
またもや、借りた/買った未読本が部屋に積み上がっているのです。
うれしい…うれしいけど大変…。
昔に比べて、絶対読む速度落ちたよ。トシなのだろうか。


やっと全巻読めた「東京クレイジーパラダイス」も、積ん読の中のひとつ。
スキップビートを貸してもらった後輩から、これも貸してもらいました。
なんでこんな時間かかっちゃったかなぁ…。
たぶん文字量がハンパないからだろう。


スキビを読んだときと同じ感想になるのだけど、この人の絵柄も作風も、「好きか嫌いか」でいうと嫌いな部類に入っちゃう。
それなのに、読ませるスキルがべらぼうに高いから、読んでしまうんだよなぁ。
各巻ごとの「ヒキ」もめちゃめちゃ巧いから、止まらない止まらない。
物理的にはとても無理だったけど、気持ち的には一気読みしたいくらい。


近未来極道もの…という括りでいいのか?
男のふりをして生きてきた司と、若くして九竜組組長三代目である竜二が結ばれるまでの話。
といいつつ、メインはアクション(と司の暴れっぷり)。
司は、自分の気持ちに気づくまでが長かったね…。


私はもう一人のヒロイン・朝来を応援してました。
竜二とはうまくいかないだろうってことが予想できてただけに、幸せになってほしかった。
腕を切られたときは、ぎゃーー!となった。
司と張れるくらいにカッコよかったと思う。


男キャラでは託兄が好きだった。
ディーラーの場面で惚れました。
あと、鴨さん。
鴨さん…鴨さぁーーーん!(涙)


次作のスキビと話自体は全然違うんだけど、受ける印象はなんだか似ている。
たぶん、主人公が同タイプなせいだろうか。
ちょっとそれはどうかなぁとも思うけど、だから飽きるかっていうと飽きないし、ここはもう作者さんの得意技としてこれからもこの路線でいくのがいいと思います。
だって面白いし。
しかし、今すぐ読み返す気にはなれないな…。
19巻という巻数以上の長さを感じた。




最後に、言っても仕方のないことを言います。
司と竜二が14歳だという件について。



うそつけーーーーーーーーーーーー!!!
ニックネーム 三森紘子 at 21:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画・た行

2007年09月01日

考え続ける 〜安野モヨコ「働きマン」4巻

0901

安野モヨコの「働きマン」が本当に面白いです。


私は働きマンではない。
仕事は食べていくための手段だと思っている。好きなことを仕事にできたら、やりがいを持てたら一番素敵だけど、もらう給料以上の労働はしたくないし、プライベートの時間が削られるのは絶対嫌。
あ、今気づいた。田中だ。私は田中だった。
いやでもあそこまで徹底はしてない。与えられたことを精一杯やりたいとは一応思っている。第一人間関係がギクシャクするの嫌だからあんな態度はとれない。
でも考え方としては田中だ。う…うわぁ…。なりたくない。


松方みたいに情熱の100%を仕事に傾けることはたぶん一生ないと思う。
でも、そんなことはこれを読むうえで何の問題にもならない。
だってこの漫画、松方が主役ってわけじゃない。
生きていくためには、みんな働かなきゃいけない。主婦業だって仕事だ。
だから、もれなくすべての人にとって他人事ではない漫画なのだ。


色々な人にスポットが当てられていて、もう毎回立場も考え方も全然違う人たちで、それをこの濃度で描いている安野モヨコの才能におののく。戦慄と言ってもよい。
まったくなんてセンスをしてる人なんだろう。安野モヨコという人は。


松方はとても魅力的だしカッコイイし好きだ。でも、彼女が常に正しいわけではない。「誰が正しい」って簡単に言えない。
大人になってからのほうが、正しいことがわからなくなっている気がする。
「働く」ということを安野モヨコは考え続け、読者に問いかけ続けている。


3巻までは実家に置いてきたので、すぐ読み返せないのがすごいストレスだ〜〜。
新二が主人公の話、もっかい読みたい。
4巻での松方との展開にはときめいた…。きゅんとした。
色男だよ…。伏し目がちの眼などが特に。


この文章を書くためにコミックスを見返していたら、自分この先どうしていこう…とかやたら考え込んでしまい、むちゃくちゃ時間が経ってしまった。
ブルボンヌ緋魅子先生面白ぇー(最後の啖呵最高)とか、そんなんだけ書いてればよかった。
他にくらべて、すごく考える時間が多い作品であります。


菅野美穂主演でドラマ化だそうで。
菅野美穂はいいときと悪いときがあるからなぁ…。
うまくはまればいいドラマになりそうなので楽しみ。
アニメ化よりはドラマ化向きの漫画だよなー。
ニックネーム 三森紘子 at 23:20| Comment(0) | TrackBac