
いいなあ…素敵だなあ、この表紙…。めちゃめちゃ季節外れだけど。
雪の降る空を、楽しそうに見上げるブッダとイエス。
冬の絵なのに、この絵にこんなにあったかさを感じるのは、そこに描かれているのが一人ではなくて「二人」だからなのかなぁと思う。
「寒いねぇ」「きれいだねぇ」「もっとつもってほしいねぇ」なんて声が聞こえてきそう。
裏表紙カバー折り返しに描かれている雪だるまは二人でワイワイいいながら作ったんだろうね!
人は共有をしたがる生き物なんだなぁ。
友人でも恋人でも家族でも、たまたま行き会っただけの人でもいい、何かを一緒に見て感じて、共有できることのステキさを味わえなくなったら、私は生きてくことがイヤになってしまうかも。
「人は一人では生きられない」とか真面目に口にするのはこっ恥ずかしくて括弧笑い付きでないと言えないような台詞ですけど、本当にそうなんですよね! 聖人だってきっと同じはず(笑)ブッダもイエスも、それぞれ一人で暮らしてたらこんな楽しいバカンスを過ごせていたかどうかわからないもの……はい、表紙だけで語りすぎですね…
中身は1巻と同じく、にこにこしながら読めるギャグです。
このにこにこできる感じは、ギャグ漫画としては稀有だなーと改めて思う。
それでいて、次のページをめくるときのワクワク感も異様に大きいのです。いやーまた笑わせてもらったわー…。
「もろびとこぞりて」の「主は来ませり」という歌詞ををロシア語か何か(「シュワッキマッセェリ〜」)だと思っているイエスとか、
形から入るのが大好きなイエスとか、
除夜の鐘をつきたくてたまらない(でもつけなかった)ブッダとか、
風邪で声が出ないからって医者の頭の中に直接語りかけるブッダとか(←一番笑いました)、
クリスマスにお互いへのプレゼントを用意してる二人とか、
NHKの人が来るといつも座禅タイム(居留守)に突入する二人とか、
挙げ出したらきりがないのでもうやめよう。
仲よしさんめ、いつまでも仲よくしていればいい!
二人が動物にとことん愛されてるのが面白い。
隙あらばその身を捧げようとしてきますからね(笑)
「うわぁ 窓の外にニルヴァーナ待ちの鳥達が!!」には笑った…。
ブッダは徳の高いことを言うと後光がさすけど、イエスは慈悲深いことを考えると宙に浮いちゃうのか!
2巻で一番好きだったのは「蜘蛛の糸」のネタかなぁ。カンダタ、よい子になるのですよ…!
2巻になっても聖人ネタのクオリティが下がらない、中村先生の手腕には脱帽です!
まだまだやれそうだなぁ。3巻楽しみー。
1巻の感想はこちら

















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